ぶぁいくのぺ〜じ 掲示板


TEC-Rライディングスクール(HMS)in埼玉(桶川)
2003年12月21日

 まったくね、全国的な寒波で大雪!こんな日にライディングスクールかよ!(爆)
 しかも、埼玉の桶川まで行ってだもの。(^○^;)
 こんなイベントに本当に参加する事になろうとは・・・・…((((^_^;)
 前日には前橋でも積雪だったそうな。(笑)

 今回は埼玉県桶川市にあるTEC-R交通教育センターレインボー埼玉が行うホンダ・モーターサイクリスト・スクール(HMS)へ参加する。
 桶川と言っても、コースは荒川の西側河川敷でぎりぎり桶川市、TEC-Rの建物の住所は埼玉県比企(ひき)郡になる。(^_^;)

 埼玉に午前9時着のなので朝の5時出発予定。
 勿論、バイクで行く訳じゃないっすよ!(爆)
 でもね、前日から雪が降り始めたこの時期に、4時起きして4時半には家を出なくては・・・
 前日は目覚まし時計を4時にセットして10時には就寝
 で、目が覚めて時計を見たら何と3時55分!目覚ましいらないやんけぇ〜!(^○^;)

 結局、集合場所に着いたのが4時39分・・・まぁだ誰も来ていない。(^_^;)
 クルマの中で寝ていれば誰かが起こしてくれるだろう…とウトウトしていたら2分後にhiroさん到着。
 hiroさんが向かいのコンビニに入っていったので、私も朝食を買いに入る。
 じきに親方を始め参加メンバーが到着し始めた。

 私たちがコンビニで待っている間にマイクロバスが燃料を入れに行ったのだが・・・おひおひ!中央分離帯がある道路を逆走かよ!(爆)
 確かに、ガソリンスタンドはすぐ隣りだけど、さっきまでパトカーがうろうろしていたんだぜ!(^_^;)
 と、マイクロバスがいなくなった後に、最後の1名が到着!
 置いて行かれたと思ったんじゃないかな?(笑)…「来たよ」と言ったら親方があわててコンビニを飛び出して迎えに行った。

 とまぁ、無事?全員揃って出発。(笑)
 それにしても、28人乗りのマイクロバスに大人7名(運転手含む)と、hiroさんとこの息子さん(小学生)しか乗っていない。
 荷物積んだって余裕の広さで楽々ぅ〜!\(^○^)/

 バスは新新バイパスを走り、黒崎ICから高速に。
 で、何と、長岡のバス停でもう1人乗せて(笑)、今回の参加メンバーは計8名+子供1名となった。

 長岡を過ぎて山が近くなると流石に雪が増えてきた。

 この撮影の後、路面もどんどん白くなり圧雪に。(^○^;)
 車内はこんな感じでガラガラの余裕状態。(笑)

 ところで、ここで一つだけ大きな誤算が・・・
 さ、寒いぃ〜〜〜!!!(@_@;)
 客室中央のヒータの効きが悪い!
 暖房のスイッチを色々操作してみたのだが、何故か中央のヒータだけ温風が吹き出して来ないのだ!(T_T)
 バス移動と言う事で、移動中は暖かいと思って安心していたのだが、思いっきり裏切られてしまった。(爆)
 結局、今回も寒さからは逃れられない宿命なのか・・・?(^○^;)

 ・・・後で思い出したのだが、持ってきたバッグの中に使い捨てカイロを入れてあったのを忘れていたんだわ。(爆)

 小千谷の辺りで除雪作業車が前方に・・・作業中追い越し禁止…(-_-;)
 更にチェーン規制でチェーン着脱場があるインター毎に脇に誘導されてタイヤチェックの渋滞。
 こんな繰り返しで、かなり予定より遅れ気味になっていった。

 やっと関越トンネルに入り、トンネルを抜ければ雪も無くなるだろうと思っていたら・・・・トンネルを抜けても雪国だった!(笑)
 しかも、更に気温は下がり、赤城高原では気温−2度!(爆)
 休憩で赤城高原SAに寄ったのだが、トイレの水道が凍って水が出なかった。(^○^;)
 高崎ジャンクションを過ぎてもまだ雪景色・・・藤岡ジャンクションを過ぎて、いよいよ埼玉県に入っても・・・あのぉ〜…まだ雪があるんですけどぉ〜!(爆)
 本当にライディングスクールは受講できるのか?…そんな不安がみんなの心に去来し始めた頃、更に問題が。
 そう、それは時間
 9時到着予定で、すでにその時刻になろうとしているというのに、まだ高速を走っているのだぁ〜。(^○^;)

 と、ここでまたも問題が発生!
 何と、会場(TEC-R)の地図や電話番号が書かれた資料を親方が置き忘れて来たと言うのだ!(−_−;)
 取り敢えず親方が携帯で栄輪堂に連絡してTEC-Rの電話番号を聞き、会場に電話。
 受付は9:30だが、10:00開始なので、それまでに間に合えばOKとの事。
 会場は、東松山ICから30分ほどで着けるという事なので何とか間に合うか?(^○^;)

 しかし、問題は会場までの道順だ。
 電話で地図の説明を受けながらの走行で、はたしてちゃんと行き着けるのか?(^_^;)
 東松山ICを降りて国道254号を川越方面へ。
 で、中山の交差点から左折という事なのだが・・・

 あれ?れ?・・・おおぉ〜!富士山が見えるぅ〜!!!(^○^;)
 しかも、デカイ!
 「道間違えて甲府はしってんじゃねぇ〜の!?」(爆)

 2度ほど道を間違えながら…(笑)、それでも何とか無事に会場に9時半ごろ到着。o(^o^)o
 受付の人たちに「大変でしたねぇ〜」と言われながら受付を済ます。(^_^;)

 TEC-Rはホンダの飛行場と隣接しており、スクールの建物の隣りにはホンダ航空がある。
 すぐ脇にヘリポートがあって、ジェットヘリなどが頻繁に離発着している。
 練習コースも滑走路に隣接していて、セスナ機などが頻繁に離発着していて、空を見上げるとスカイダイビングのパラシュートが沢山舞い降りてくる。

 さぁて、いよいよライディングスクール受講だ!o(^o^)o
 天気は快晴!なので陽が当ると暖かい。
 しかし、流石に日陰はかなり寒く風は冷たい。
 前回のツーリングで首が冷たかったという話を聞いた奥さんが首用の腹巻?(笑)みたいなネック・ウォーマーというのを買ってきてくれた。
 これを今回着けてみたのだが持ってきて大正解だった!o(^o^)o

 まずは、本館事務所の裏にある車庫棟に集合。
 今回は初めての参加なので初級コースという事になる。
 初級で選べるバイクはCB750/CB400/ホーネット600。
 私はさくさくさんからもメールで薦められたCB750にした。
 今回一緒にいったメンバーも全員CB750だったみたい。

 それとバイクの他に、肩・肘・膝・脛・背・胸などの各種プロテクターやヘルメット・ブーツ・ウェアまで無料で貸し出して貰えるのだ。
 私は、いちおプロテクタが入っているウェアを着ていたのだが、親方が「ウェアの保護に付ければ」(笑)という誘いで、肘用のプロテクタとニーシンパッドを更に着けた。(^○^;)

 私が免許を取ったのは32年前。(爆)
 当時は、大型などのクラス別けが無かったし、黒崎の免許センター(当時)で直接受験したので、自動車学校などで教わった事も無い。
 だから、大型バイクの教習を受けるのは初めてなのだ。(^○^;)
 基礎から勉強しなおせるのは貴重な体験だ。
 しかも、インストラクター氏曰く「自動車教習所と違って、あくまでも楽しくバイクに乗るための技術アップが目的」との事。o(^o^)o

 車庫棟の前で自己紹介と準備運動の後、教習バイクに慣れる為に車庫錬の前にあるウォーミングアップ用のコースで慣熟走行。
 最初は、緊張感からか、初めて乗るバイクだからか、かぁ〜るくコースを周回するだけでもぎこちなさが出てしまった。
 いきなりバイクを倒してしまう人もいたので、やっぱりみんな緊張しているんだろうなぁ。(^_^;)
 でも、最初にインストラクターから「バイクを倒してもいいですが、くれぐれも怪我が無い様に」という話があって、”バイクを倒しても良い”という言葉がすごく安心感を与えてくれた。(爆)
 それと、CB750を車庫から出す時に思ったんだけど…CBナナハンってこんなに軽かったのね。(笑)

 慣熟走行の後、いよいよ教習コースへ→テックアールプラザ・エリアマップ
 「途中、一部一般道を走るので充分注意して下さい」と言われたが・・・ちょ、ちょっと待てよ?
 この教習用バイク、ナンバー付いて無いし、バックミラーも付いて無いぞぉ〜(^○^;)
 こんなんで、一部でも一般道走っていいのか?
 というか、バックミラーが無い事に気づいたのは移動の途中で、無い事に気づいて急に怖くなったし!(爆)

 教習コースは土手を越えた河川敷で、ホンダエアポートの滑走路と隣接している。
 今回の初級コースで使ったのは土手側の旧コース。
 荒川側の新コースではバイクの試乗会が行われていて、試乗車がいい音を出して走っていた。(笑)

 初級コースの午前は、曲がる・止まるの基礎
 「曲がる」の課題はパイロン・スラロームをブレーキを使わずにギヤ2速のアクセルワークだけで行う。
 「止まる」の課題は時速40キロ・ギヤ4速から(最初は)リヤグレーキだけで止まる練習を行い、その後前後ブレーキを使って止まる練習をする。
 この2つを、滑走路方向に向かってスラローム走行、Uターンして逆方向へ向かってブレーキの練習…を繰り返す。
 この2つの課題を考えながら繰り返すのは結構大変だ。(^○^;)

 スラロームはパイロンのピッチが結構ランダムなので、単調なリズムで走ると曲がりきれなくなりリズムがメチャクチャになってしまう!
 しかも、午前中は半クラッチやブレーキの使用は禁止だったので結構難しい。(^_^;)
 でも、CB750ってやっぱり扱いが楽なバイクなんですねぇ〜!(笑)
 進入を手前で曲がりすぎてパイロンにぶつかりそうになってバイクを起こし直した時とか、コースアウトしそうになって急ターンになって挙動を乱した時でも、転倒や停止せずにアクセルワークで切り抜ける事ができた。o(^o^)o
 …ぶらっくば〜どならコケていたに違いない・・・(^_^;)

 スラロームの課題は「上半身の力を抜いて、バンクした時のバイクのセルフステアを腕で邪魔しない事
 ・しっかりニーグリップして下半身でバイクのバランスを取り、上半身はリラックス。
 ・腕や背中を突っ張らずに、肘を多少曲げて背中は猫背に。
 ・ターンの終わりでフラつくのはアクセルオンが遅いから。

 ブレーキングの課題は「上半身を腹筋と背筋で支え、腕に体重がかからない様にする事
 …これがねぇ〜、出来ないのよねぇ〜(爆)
 ブレーキ地点直前まで、腕の力を抜いて腹筋に力を入れていても、ブレーキをかけた途端に何しているのか分からなくなってしまう!(^○^;)
 インストラクターに「ブレーキ強くかけ過ぎ!」と何度言われても、何故か思いっきりかけてしまう!(^_^;)
 結局ロックさせまくりで、休憩時間にリヤ・タイヤを見たらボロボロになっていた。(爆)

 あ、そうそう、hiroさんの息子はスタッフに連れて来て貰ったらしく、スタッフが用意してくれた子供用のMTBに乗って使っていないコースを走っていた。
 課題の走行中にそれを見つけて手を振って、ハンドルに手を戻した時に間違ってホーンを鳴らしてしまい、その音でインストラクターやスタッフが一斉にこっちを振り返った。(*^^*;)


 ブレーキングのスタート地点。
 4列に並んで、各々前のバイクが停止地点から移動したらスタート。
 あ、そうそう、ブレーキングの練習中に面白い事が…
 私が左端の1レーンからスタートしようとした時、2レーンからスタートしたバイクが途中から1レーンに進入!(@_@;)
 どうしようかなぁ?私はクロスして2レーンに行こうかな?とも思ったが、シャレにならなそうなのでスタートを待った。(爆)

 参加費には昼食代も含まれており、お昼には本館のレストコーナーに食事が用意されている。
 お代わり自由だが「食べ過ぎて午後のレッスンに支障が出ないように」と書かれていた。(笑)

 午後からは2チームに分かれる。
 今回の参加が初めての人や、これから何をするのか判らない人のチームと、何をするのか大体判る人のチームに自己申告で分かれる。
 親方たちは後者のチームに参加し、一緒に行ったメンバーを呼んで誘っていた。(笑)
 私は正直に?(笑)前者のチームに参加したが、やる事はどちらも同じ。
 ただ、前者のチームは詳しい説明をする分、走行時間が多少減る事になる。
 だが、これは結果的に正解の選択だったと思う。

 午後のコースは、午前にスラロームとブレーキングをやったコースを両方ともスラロームにしたコースと、そのコースの隣りにセットしてあるジムカーナっぽい?コースの2つ。
 親方たちが参加したチームはジムカーナっぽいコースを先に行い、私が参加したチームは逆にスラロームを先に行い、後でコースを交代する。
 結果的に正解と書いたのは、スラロームを先に行って、最後に総合的な走行練習になるジムカーナっぽいコースを走る事になったからだ。

 午後のスラロームではブレーキ使用が解禁されたのだが、ブレーキングする事でこれほど明確にターンが小さく楽になるとは思わなかった。
 まさに驚きの体験だった。<大袈裟?(笑)
 フロントブレーキでFフォークが沈みキャスターが立つ事でハンドルの切れが良くなるのだ。
 もっとも、ブレーキを使う本来の課題は「コーナリングを安定させる引きずりブレーキ」だったのだが…(^○^;)

 最後は、こんな風にパイロンを並べて作ったコースを周回。
 狭いUターンが連続するコーナーでは、CB750はステップ位置が低いのでブーツの爪先の裏がガリガリ擦ってしまったが、大きなバンパーが擦る事は無かったし、私には充分なバンク角だった。
 細かい切り返しもヒラリヒラリと楽しかったし、ターン出口のアクセルオンでリヤタイヤがずるずるスライドしていたし〜!(笑)

 逆に終盤のタイトコーナーでは2速でエンジンが「カラカラ」言いながらでもエンストせずに走れたし、CB750って優秀だなぁ〜o(^o^)o

 ※.写真中央のライダーは良く見ると背中に拡声器を背負っているのでインストラクターですな。(^○^;)

 だんだん調子に乗って来て、もう少し乗りたいなぁ〜くらいのタイミングで、スクール終了の4時半になってしまった。
 まぁ、これ位が疲れによる事故もなく、また来たくなる、いいタイミングなのかも。(笑)
 でも、本当に面白かったです。
 こんなスクールが新潟にもあればいいのになぁ〜
 HMS参加が恒例になりそうな予感。(^○^;)

 帰りは午後5時出発。
 雪も無く、チェーン規制も無かったのでスムーズに走れて、朝の集合場所に帰着したのが午後8時ちょっと過ぎだった。
 で、食事をしてから解散という事になったのだが、お店でいきなり「生ビール!」(爆)
 そのままそのメンバーでミニ忘年会となってしまった。(^○^;)
 勿論、帰りは代行を呼んで帰った。
 私は、同じ新発田市内のAさんの代行に便乗して、クルマは翌朝取りに行ったのだが。(^_^;)