ぶぁいくのぺ〜じ 掲示板


秘湯!姥湯温泉サバイバルツーリング
2005年07月18日

今回掲載した写真以外も含めて、オリジナルの1600×1200サイズの写真はこちら

今回はリチャード&のりちゃん撮影の画像を多数使用させて頂きました。m(_"_)m

 今回のツーリングの目的地は秘湯姥湯温泉
 山形と福島の県境付近とは聞いていたものの、どんな所なのか知らなかった。
 「R1000でも大丈夫?」と親方に聞くと「最後の100mくらい未舗装路だけど、だぁ〜いじょぉ〜ぶ!」という返事。
 親方の”だぁ〜いじょぉ〜ぶ”は、「きままにカツ丼オフ車ツー」で懲りていたはずなのに・・・・(爆)
 前回の、喜多方ラーメンツーで、R1000でのツーリングが意外と辛くなかったのと、峠では楽しかったので、今回もR1000で参加する事にした。
 ・・・のが間違いの元?(^○^;)

 当日は、朝7時道の駅せきかわに集合。
 30分もあれば着くかな?と思って6時半に自宅を出たのだが…国道290号へ出るまでに結構時間を喰ってしまった。
 ちょっと遅刻しそうかなぁ〜?と思っていたら、後ろから道産子さんがCB1300で追いついてきた。
 朝ちょっと風邪気味だった私は、風邪薬を飲んできたのと、寝起きという事で、ライディングに気合が入らない。(笑)
 そこで、道産子さんに先を走って貰って着いて行く事にした・・・のだが・・・あれぇ〜?全然着いて行けないっしぃ〜!(爆)
 CB1300の道産子さんは速い速い!

 んで、集合場所の道の駅関川に着いたのは7時をちょっとだけ過ぎて遅刻になってしまいました。m(_"_)m
 私が最後の到着だったので、慌てて集合写真を撮って出発。

 ん?ここでちょっと気になる事実が・・・
 水先案内人のKさん、いつもはホーネットなのに、今日はオフ車だ。
 いつもはYZF-R1さんも今日はオフ車だ・・・
 ここで既に嫌ぁ〜な気配が漂っていたのだ・・・・
 しかし、オフ車を持っている道産子さんはCB1300だし、他にも、CBR1000RRなど、レプリカ、SS車も多数参加しているし…
 っつぅ〜事で、22台24名で出発ぅ〜!

道の駅せきかわで出発前の集合写真

 国道113号を通り、南陽の手前で米沢方向へ。
 途中、ちょっと道を間違えてUターンしたりしながら(笑)、米沢を抜けた所で給油。
 で、この先はコンビニすら無いので、給油が終わったメンバーから、ちょっと戻ってコンビニで腹ごしらえしようという事になった。

コンビニで朝食AM9:00 家を出る前に軽く食べてきたので、まだお腹は空いていなかった。
 でも、気温が凄く高くて暑いので、何を買ってもすぐに悪くなりそうだったので、無理やり食ってしまうことにした。(笑)
 んで、食い物と格闘している所をリチャードに撮られてしまった。(爆)
 撮影byリチャード&のりちゃん

 「この先、本当に何も無いから飲み物も買っておいた方が良いよ」と言われて素直に買ったのだが…
 考えてみれば、この言葉も充分ヤバかったのだなぁ・・・(^○^;)

登山道の標識みたいな案内板 まるで登山道の道しるべの様な標識・・・ヤバい!(爆)
 撮影byリチャード&のりちゃん
これって林道だべ だって、こんな道だもの!(爆)
 撮影byリチャード&のりちゃん
山の小道 マジっすか!?って感じ。(^_^;)
 撮影byリチャード&のりちゃん

もうじき到着?妙に嬉しそうな道産子さん 滑川温泉まではもうすぐ!
 姥湯温泉4Km先。
 知ってか知らずか?妙ぉ〜に嬉しそうな道産子さん!(爆)
 で、この橋の下は↓
 撮影byリチャード&のりちゃん
一枚岩の上を流れ落ちる渓流 こんな具合に、一枚岩の上を水が流れ落ちる渓流!
 橋の上流側では水遊びをしている家族連れがいたりして、何とも清々しい風景なのだが…
 悪魔はこの直後に待ち受けていたのだった・・・
 撮影byリチャード&のりちゃん
路肩はガードレール無しの崖! 右側はガードレールも無い崖!
 左側は土砂崩れを仮止めしている柵があったり…(^○^;)
 そして、先頭に写っている、二日前に納車されたばかりCBR1000RRレプソルにも魔の手が伸びていた・・・
 撮影byリチャード&のりちゃん
しかも路面は濡れているし! 前方のバイクが左折して行く道こそが、姥湯温泉への悪魔のロード!
 しかも、そちらの方から水が流れてきて路面を濡らしているし…
 撮影byリチャード&のりちゃん
これが地獄への入り口! この急な坂の180°ターンが全ての始まりだった・・・
 撮影byリチャード&のりちゃん
リチャード転倒! リチャードが転倒!(@_@;)
 のりちゃんはとっさに飛び降りて写真撮っているしぃ〜!(^_^;)
 不幸中の幸いか、損傷は右のウィンカーレンズが割れたのと、カウルに軽い傷。
 そして、直後にCBR1000RRも転倒!(@_@;)
 更に、もう1人は停まって足を着いた所に道路が無く!(爆)そのまま崖から落ちかけて、かろうじて草に掴まったところを他のメンバーに引き上げられた。(^○^;)
 撮影byリチャード&のりちゃん

 この時点では、私はそんな事が起きていたとは知らずに「かなりヤバい道だなぁ〜」と思いながらも前方を走っていた。
 で、聞いていた最後の100mにさしかかった・・・

 げ!未舗装なんてレベルじゃないやん!(@_@;)

 大きな石がゴロゴロした深いわだちの砂利の急な下り坂で、停まりそうな徐行でもタイヤはグリップせずにブレーキは効かないし後輪は跳ねて浮くしぃ〜!(爆)

 途中でエンジンは止まるし!絶対コケるかと思ったぁ〜!(T_T)

 後ろのバイクは、私が完全に降り切るまで坂の上で待っていた。(笑)

 で、私と後ろの1台は何とか坂を降り切って駐車場に着いたのだが・・・
 後続のバイクはなかなかやって来なかった。
 今日はオフ車のMさんが様子を見に行った。
 しばらくして、親方がやってきて、VTRのTくんはアメリカンに乗っていたSさんを後ろに乗せてやってきた。
 都合、この駐車場まで到着したバイクは18台・・・4台が到着できなかった。(^○^;)

R1000はもうドロドロ 雨が降った訳でもないのに、R1000のリヤフェンダーは泥どろ!(−_−;)

やっと着いた秘湯姥湯温泉 駐車場からは露天風呂までは、吊り橋を渡って坂を登って行く。
 現在、休憩所というか管理練?は工事中で、クレーンが見える。
温泉から駐車場を望む 坂の上から駐車場の方を見下ろすとこんな風景。
 下から見上げたよりも結構高いでしょ。(笑)

露天風呂1 やっと着いたゼ露天風呂ぉ〜!\(^○^)/
露天風呂2 本当に自然の中の露天風呂!
露天風呂3
横を流れる川も温泉 すぐ横を流れる川も温泉!
その川を上流に向かっていった勇者が独り その川を上流に向かって登って行き、ご満悦な男が1人!(笑)
 この辺りの岩は触るだけでボロボロ崩れるほど脆いんだぞぉ〜!(^○^;)
荒涼とした山肌 んで、温泉の上流はこんな山肌なのである。

飯喰いに戻るべ さてさて、温泉に入り、お腹も空いたし、戻って食事にしよぉ〜!
 と、例の「地獄の入り口180°ターン」まで戻ってくると、リチャードたちが待っていて写真を撮っていた。
 ←「路肩注意」って看板があるけど、そんなレベルじゃないって!(爆)
 撮影byリチャード&のりちゃん

 さて、食事は奥羽本線の「」駅前の峠の茶屋

峠駅? 駅の看板?みたいなものが立っているけど、これは茶屋の入り口に置いてあって駅じゃない。
 っつぅ〜か、駅どころか線路さえ、草ぼうぼうで廃線になっている様に見える。
 …と、思っていたら、何と!山形新幹線が通るんだって!(^○^;)
 しかも、廃屋の工場みたいな中から出てくるんだよぉ〜!(爆)
峠の茶屋の看板
天気が良いので庭で昼食
ところてん 昨今話題の希少品?(笑)のところてん!
 石のテーブルの下にいるのはイタチやタヌキじゃなく、この茶屋で飼っている柴犬?の子犬!(笑)
 撮影byリチャード&のりちゃん
湧水の池を泳ぐ岩魚 綺麗な湧水の池で泳いでいる岩魚!
 撮影byリチャード&のりちゃん
これから食べられる岩魚 んで、こっちが、これから食べられちゃう岩魚!(^_^;)
 撮影byリチャード&のりちゃん
ザルそば 二人前はありそうなボリュームのザルそば。
 撮影byリチャード&のりちゃん

 さて、食事も終わり、この後のルートの相談。
 いろいろアクシデントもあって、スケジュールが遅れているので、当初予定の福島回りを断念して、来たルートを戻る事にした。
 「もう舗装路ばかりだからね」と言われて安心していたのだが・・・・・

 峠の茶屋から県道に戻るために、細い急な坂道を登って、三叉路を左に折れて、急な坂道を降りるとすぐに行き止まり!(爆)
 オフ車の先頭数台は楽にUターンして戻っていったのだが、SSやツアラーとかは切り返しをしないと回れない!
 すぐ後ろに詰まってしまっているバイクを避けながら切り返しして、やっと坂道を上ったら、先行グループも後方グループの姿も見えない!(T_T)
 取り敢えず、茶屋の方から来た道じゃ無い方へ向かうと、前方から家族連れが歩いてきたので「バイクの集団を見ませんでした?」と聞くと、「そこの先を左に曲がって行ったよ」と教えてくれた。m(_"_)m
 で、そこの先を左に曲がると・・・Mさんが待っていた。
 そこからちょっと走ってもう少しで県道かな?ってとこで親方が待っていて、左へ曲がれと合図している・・・

 で、左へ曲がるとじきに・・・・砂利道の林道やんけぇ〜凸(▼▼メ)
 クルマだと1台がやっとの道幅で、しかもクルマなんか殆ど通っていないような踏み固められていない砂利道!(@_@;)
 所々の舗装部分は水が流れて濡れているしぃ〜!(T_T)

 下り坂の砂利道長い長い長い長い長いぃ〜!(T_T)
 どこまで続くんじゃぁ〜!凸(▼▼メ)
 殆ど止まりそうな徐行速度で、ハンドルに体重かかりっぱなしで、怖いよぉ〜!疲れたよぉ〜!
 前も後ろも誰ぁ〜れも走っているのが見えないよぉ〜(;_;)

 やがて、やっとVTRのTくんが見えてきて、暫くして、Tくんの前にアメリカンに乗るSさんが見えてきた。
 そして、やっと舗装路になって・・・三叉路に出て、Sさんが停まった。
 「どっちへ行ったんだろ?」とSさん。
 三叉路と言っても、合流に近い角度だし、どっちか迷うような別れ道なら誰かが待っているだろうから、恐らく真っ直ぐだよね。

 しかし、疲れきっていたSさんと私は、後続車を待とうという事でそこで小休止する事にした。

 のだが・・・

 これが、最悪の結果となってしまった!(T_T)

 バイクを停めた路面は若干前下がりの傾斜がついていた。
 傾斜に気づいて「ちょっと不味いな」と思ったので、ハンドルを右に切ったり左に切ったりしてみたのだが、何となく安定感が無い・・・
 しかし、日差しは強くて暑いし、疲れているし、兎に角バイクを何とかして早くヘルメットを脱ぎたかった。
 で、ギヤを入れちゃえ!左足でチェンジペダルに足を乗せようとした途端!

 ぐらぁぁぁ〜・・・・・・(@_@;)

 とっさに支えようとしたが、片足を上げていた私はバランスを失ってバイクと一緒にコテン!・・・((((^_^;)
 で、みんなにバイクを起こして貰って、傾斜の無い所まで移動したのだが・・・

結構落ち込んでます 写真では判り辛いかも知れませんが(笑)・・・私、かなり落ち込んでいますわ。(爆)
 何故なら…
 撮影byリチャード&のりちゃん
割れたカウル カウルが潰れっちゃいましたぁ〜(T_T)
 多分、バイクと路面の間に私のブーツが挟まって、ブーツでカウルを潰した様な形になった?
折れたチェンジペダル んで、シフトペダルまで折れちゃいましたぁ〜!(T_T)
削れたジェレータカバー 更に、ジェネレーターカバーに傷が・・・(T_T)

 取り敢えず、走れない状態じゃないので出発ぅ〜!
 と走り出して、ギャをセカンドに上げようとしたら・・・・下げられるけど上げられないぃ〜!(@_@;)
 で、Sさんが何か無いかと手持ちの工具とかを色々探して、L字型の大きな六角レンチを出してくれたのだが、それを固定する手立てが無い。
 やがて、Mさんが戻って来て、「取り敢えず2速か3速固定で走るしかないなぁ
 ま、2速で発進できるし、2速で200Km/h出るし!(爆)
 という事で、2速で発進。
 で、走っていて気づいたのだが、ブーツのかかとを使えばアップも出切る事が分かり、何とか変速しながら走れた。(笑)

 親方たちが待っている所まで何とか行き着いて、見てもらう。
 しかし、良い方法は無い。

 そこに、奥さんを後ろに乗せたゼファーのHさんが戻って来て、何気にUターンしようとして回り切れずにフロントが路肩から脱落!(@_@;)
 凄いのは、タイヤが路肩から落ちるのが早いか?奥さんがさっと後ろに飛び降りてバイクを後ろに引っ張っていたのだぁ〜!(爆)
 しかも、Uターンに失敗して前輪が完全に路肩から落ちているのに、転倒せずにHさんはバイクにまたがったままバイクを支えていた!

 置きゴケした私とは大違い!(^○^;)

 結局、シューズを履いていた親方は、問題なくシフトアップできるという事なので、親方がR1000に乗り、Tくんが親方のXR650モタードに乗り、私がTくんのVTR250に乗る事になった。
 そこから先のタイトな峠は、VTR250にはぴったりのコースですっげ楽しかった!\(^○^)/
 デカいGIVIのバッグが付いているのでリヤが振られたりしないかと思ったが、コーナーでも特に気になる挙動が出る事は無かった。

 峠越えして国道113号へ出て、道の駅おぐにで小休止の後、ここで解散。
 最後の集合写真では、出発の時と比べて4名減っている…(^_^;)

道の駅おぐにで解散

 ここから栄輪堂まで、道産子さんがR1000に乗り、私が道産子さんのCB1300に乗った。
 いやぁ〜CB1300も乗りやすいバイクですねぇ〜!
 これなら一本橋も楽々?って感じが実感できました。
 しかも、パワーも充分で速いし!o(^o^)o
 朝、着いて行けなかった理由が判った様な気がしました。(笑)ウデだってば!(爆)

 次回「GSX-R1000への道」では、カウル修理レポートの予定!(笑)