05’MotoGP 日本グランプリ観戦記【完結編】
2005年9月17〜18日
異例に長々と続いたMotoGP観戦レポートも今回の第5回でやっと完結です。(笑)
【決勝日の朝】
そう言えば決勝当日の朝、スクータに乗って、もてぎサーキット敷地内のホテル「ツインリンク」からパドックへ向かうジベルノーを親方が見たそうだ。
流石にスクーターのライディングは巧かったそうだが、どんなライディングだったのか見てみたかった。(笑)
ちなみに、ノーヘルで乗っていたそうで、確かに公道ではないから違反にはならないのだろうけど・・・一般車も通る道を走る訳だからノーヘルはどぉ〜なんだろうとちょっと疑問に思った。(^○^;)
パドック内でライダーがノーヘルでスクータに乗っているのは見かけるけど・・・
【250cc決勝】
さて、指定席を取った90°コーナー(Z席)は、もてぎサーキットで一番長く、しかも下りのバックストレート(ダウンヒルストレート)の終端のカーブで、毎年ドラマが生まれる一番の観戦ゾーンだ。o(^o^)o
しかし、300Km/hで走行してくるバイクを撮影するのは至難の業で、12倍ズームでは連写モードでもフレーム内に入るのは10枚中1枚あるかないかだ!(^○^;)
おまけに、前の方の席でデカい旗を振るファンが大勢いて、更にそれが撮影を邪魔するしぃ〜(−_−;)
そんな訳で、数百枚撮影してもマトモに写っているのは数枚である。
250ccの決勝は、ポールポジションからスタートした73番の青山博一が5週目にトップに立った。
スレートは撮影が難しいので、ストレートエンドの90°コーナーを撮影。
こちらは比較的撮影しやすいが、当然後姿となってしまう…(^_^;)
←先頭の青山を追うトップグループ。
55番の高橋裕紀(黄色いツナギ)もいい位置に付けている。
90°コーナーでは転倒・コースアウトも多い。
結局、青山が2位以下を5秒以上引き離して優勝!
ウィニングランに回ってくるタイミングが判らずに、慌ててデジカメの電源を入れて撮影したら・・・すっげピンぼけ!(爆)
↓4位に入ったゼッケン55高橋裕紀のバーンアウト
停止してくれれば、コレくらいの写真は撮れるのだが…(^○^;)
【MotoGPクラス決勝】
さぁ〜て、いよいよ本命のMotoGPクラスの決勝である。\(^○^)/
注目は、何と言ってもロッシがこの日本GPでタイトル5連覇を達成するか?
ここまで11戦9勝全てのレースで表彰台に立ち、日本GPでタイトル獲得は確実だと思われていた。
序盤でトップに出たのは予選3位だった青いバイク33番モビスターホンダのメランドリ。
2番手の赤いバイクはポールポジションからスタートした65番ドカティのカピロッシ。
その後ろにピタリと着いているのが予選5位3番レプソルホンダのビアッジ。
予選キング?のジベルノーは予選7位と予選で苦戦していたが1周目は4位で通過。
予選4位スタートの玉田誠はオープニングラップを5位で通過。
予選11位スタートのロッシは1周目でもう7位まで順位を上げた。
そして4〜5周目で何と4位まで追い上げた。
予選9位スタートのチェカ。
予選14位と苦しい位置からのスタートとなった中野真矢。
モリワキからワイルドカードで出場した松戸直樹は1周目で転倒リタイヤ。(^_^;)
トロイ・ベイリスの代役としてキャメルホンダに乗った宇川徹も早々にリタイヤ。
で、9週目・・・
あれぇ〜!?あれは中野やんけぇ〜!(^○^;)
オフィシャルのバイクの後ろに乗せられて行っちゃった・・・↓
更に、12周目、7位走行中のジベルノーがV字コーナーで転倒リタイヤ。
13周目にはバロスもリタイヤ・・・そして同じ13周目に・・・
目の前の90°コーナーでロッシがメランドリに追突!(@_@;)
↓ロッシがすぐにメランドリの元に行くが、メランドリは座り込んで動けない様子。
結局、メランドリはタンカで運ばれ、右足首を30針も縫う怪我をしていた。
と、気づいて見れば、何だか走ってくるバイクがやけに少ない・・・(^○^;)
台数を数えてみたら・・・11台しか走ってないやんけぇ〜!(爆)
ダウンヒルストレートを走ってくるのを撮影するのは難し過ぎるので90°コーナーを撮影。
後姿になってしまうが、これはこれで各ライダーのライディングフォームの違いが良く判って面白い。
結局、優勝したのはドカディのカピロッシ。
玉田(コニカミノルタホンダ)はビアッジに続いて3位に入った。
玉田のフォームって、相変わらず頭も体もインに落とし込むスタイルですなぁ〜
4位に入ったドカティのチェカ。
チームメイトのカピロッシよりお尻をインに落とし気味。
5位のホプキンス(スズキ)
7位のヘイデン(レプソルホンダ)。
8位のロバーツ(スズキ)。
9位のエリアス(Fortunaヤマハ)
10位のチャウス(Fortunaヤマハ)
1位と4位に入ったドカティの2台のウィニングラン。
優勝慣れしていないのか?(笑)、何のパフォーマンスも無いまま通過していってしまった・・・(^○^;)
一方、2位に入ったビアッジは目の前で長々とバーンアウトを披露!\(^○^)/
もうもうと立ち込める白い煙幕に包まれた。(笑)
7位という不本意?な結果に終わったヘイデンはさっさと行ってしまった・・・(^_^;)
↑…にしても、左端のカメラマン、あんなデカい望遠レンズで、そんな近くから撮れるのかな?(^○^;)
・・・ん?でも良ぉ〜く見るとレンズの方向がビアッジの方を向いていないしぃ〜(笑)
真っ白い煙で気づかなかったが、煙が晴れると、すぐ後ろに3位の玉田が来ていた。(笑)
玉やん、誰に向かって手を振ってるん?(爆)
ってな訳で、今年のMotoGPは終了。
道路が混む前にそそくさと帰りましょう!(笑)
【完】