今年の初乗り(CB750U)
2007年4月7日
あまりに天気が良かったので、午後からふらっと2007年の初乗りです。
車庫からCB750Uを引っ張り出して、取り敢えず今年初の乗り出しなのでランプ周りの点検をしたら・・・
あらぁ〜?ブレーキランプが灯かないしぃ〜!(^○^;)
#チェックはしてみるもんです。(笑)
前ブレーキ握っても後ろブレーキ踏んでも灯かないから電球が切れたか?
って事でレンズを外してみたんだけど・・・電球が切れている様子はないし、電球は2個付いているので2個とも切れたとも思えない。
#電球が切れているかはフィラメントを見れば解るし、切れていれば振るとカサカサ音がします。
ん〜・・・何だろ?
って、事でいきなり出鼻をくじかれて、栄輪堂へ。(^○^;)
栄輪堂の裏の道ですれ違ったのはゼファー250さんだな。
栄輪堂へ行くと、R1マイスターのMさんが来ていた。
新車のYZF−R1 07モデルの登録が済んで、早速昨日から走り始め、2日連続で毎日300kmずつ走って来たそうな。(^○^;)
金曜〜日曜の3日で1000Kmペースかよ!(爆)
さて、CB750Uのブレーキランプはヒューズ切れって事ですぐに直りました。
では、ふらっと出かけましょうか。(笑)
と言っても、出発がだいぶ遅れてしまって、もう午後の3時!(^○^;)
こりゃ、急がないとダメだな・・・
行き先は・・・
以前から地図で気になっていたコース。
荒川町から荒川沿いに山形へ抜ける国道113号で山形県境を越えると、一旦左に折れて113号の下をくぐって右手へ向かう県道15号がある。
この道をまっすぐ行くと県道260号となって、長者原(ちょうじゃがはら)・飯豊温泉がある。
県道15号は県道260となる所でT字路を左折する。
その先は、県道8号と入り混じり、県道15号は小国町の羽前沼沢駅の近くで再び国道113号に戻る。
県道8号は白川ダムオートキャンプ場付近で県道4号へ行き当たり、米沢市や川西町へ抜けられる。
米沢方面から県道8号は、ツーリングの帰りに何度か通った事があるのだが、県道15号は通った事がなかった。
いや、正確には、30年ほど前に一度通った!(爆)
当時、大型トラックの助手席に乗って、荷降ろしのバイトをしていた。
その時に、数十トンの鉄骨を砂防ダム工事現場まで運ぶ大型トラックの助手席に乗って行ったのだ。
長尺の鉄骨を積んだトラックは重心が後ろに寄る。
なので、何と!発進すると運転席(前輪)が浮いてウィリー状態になるのだ!(@_@;)
しかも、交差点は1回で曲がれないので切り返しを行う。
前進すると前輪が浮くのでハンドルが効かず、直進する。(爆)
バックで方向を変えて、再び前進すると前が浮く!(^○^;)
そんな状態で、何回か切り返して、やっと曲がれるのだ!
そんな大型トラックで、本当にそんな山の中の砂防ダム工事現場まで行き着けるのかぁ〜?(爆)
当時の県道15号は、本当に山の中の細ぉ〜い田舎道だった。
総重量数十トンの車両が、4トン以上通行禁止の古びた橋を渡るのだ!(@_@;)
ゆっくりゆっくり渡るのだが・・・ミシッ!ミシッ!と橋がきしみ、橋に溜まっていた砂が隙間から川に落ちていく・・・(T_T)
崖底の川に沿ってくねくねと曲がった道を進む時は、運転者が助手席の私に『そっちは大丈夫か!?』と聞く。
大型トラックの助手席は、前輪より前にある。
右カーブで、タイヤが路肩ぎりぎりだと・・・私がいる位置は道をはみ出して空中だっ!(爆)
真下に谷底の渓流が見えるのだぁ〜!(@_@;)
それでも何とか工事現場に到着した。
で、ユニーク(クレーン)で積荷(鉄骨)を降ろすのに、荷台へ上がってクレーンの玉がけをした。
※.クレーンで持ち上げるために積荷にバンドをかけてクレーンのフックに引っ掛ける作業。
そして、運転者がクレーンを操作したその時!
鉄骨の前部が荷台の前部に引っかかって、そこを中心に鉄骨の後ろがブゥ〜ンと弧を描いて振られ…
な、何と!荷台の上にいた私に向かって来たのだぁ〜!(@_@;)
私はとっさに受け止める様な態勢になったのだが、数十トンの鉄骨が止まる訳も無い!(爆)
私は鉄骨に抱きつく様な態勢で空中に・・・
で、地上2mほどの鉄骨に捕まったまま、宙ぶらりん!(;_;)
運転者はすぐにクレーンを停止させたが、鉄骨は片側が引っかかっただけの状態だから、いつ荷崩れするか解らず、それ以上クレーンを動かす事が出来ない。
飛び降りようと思えば降りれる高さなのだが・・・私が手を離すと鉄骨のバランスが崩れて、飛び降りた私の上に荷崩れする危険性がある!
で、結局・・・鉄骨の上によじ登って、その上を歩いてトラックの荷台まで戻ったのだった。(^○^;)
そんな懐かしい?(爆)思い出の道を、30年ぶりに辿ってみたいと思った訳である。
余談が長ぇ〜よっ!(爆)
さて、栄輪堂から出て、加治川の北側を通って箱岩峠を越えて菅谷で国道290号へ出るルート。
箱岩峠は、木々がすっかり伐採されてハゲ山になってて驚きました!
広域農道を通って胎内へ抜けるために、菅谷の先で右折・・・
ところが、いつも通る道より1本手前で曲がってしまった!(^○^;)
いつもなら広域農道に行き当たるのだが、
『あっ』と思った時には通り過ぎてしまった。
『ま、何とかなるだろ』と、そのまま走った・・・
しばらくは直線で、いい調子で走っていたのだが、急に渓流沿いの木々に囲まれた曲がりくねった林道になってしまった。
そして、くねくねと走っていくと、いきなり!
道が枯葉と枯れ枝で敷き詰められていたぁ〜!(@_@;)
うぉあ〜!
す、滑るぅ〜!
あやうくすっ転ぶとこだった・・・(^○^;)
しかも、恐怖の枯葉枯れ枝じゅうたんを抜けると・・・そこは砂利道だった・・・(爆)
仕方が無いのでUターン。(笑)
やっとこさ、いつもの広域農道へ戻って、調子よく胎内に到着。
そのまま県道494号〜県道272号で大石ダム方面へ。
大石川沿いに国道113号へ出て、鷹の巣温泉に寄ってトイレ休憩。
ここから県境までは10Kmほど。
県境を過ぎてすぐに県道15号への分岐がある。
左折して小さなUターンをして113号の下をくぐり、玉川沿いの道に入ると・・・
え?げっ!
ゆ、雪だぁ〜!(^○^;)
道路沿いに雪が残っているっす!(爆)
すぐに県道260号との分岐を左折。
いよいよ懐かしい道が・・・・
と、思いきや
いやぁ〜!すっげいい道路!(^○^;)
当時の道がどこだったのかさっぱり想像が付きません!(笑)
兎に角、バイクで走るには気持ちの良い道路ですわ!\(^○^)/
・・・と、5〜6Km走った所で、分岐の標識が。
先ずは右に言ってみよぉ〜っと。
と、1Kmも行かないうちに・・・
雪で行き止まりっす!(爆)
地元のおじさんに聞いてみたら・・・
この先は、樽口峠を越えて長者原(泡の湯温泉)の方へ抜けられるそうだが、通れるのは5月の末くらいだとの事。(^○^;)
仕方が無いので、さっきの分岐まで戻って、県道15号を先へ進む事に。
・・・って、500mも行かない内に、何じゃこりゃ!
おほおひ・・・(^○^;)
結局、↓113号からわずか8Kmほどで、今回の旅は終わりを告げた・・・(爆)