2004/03/21
因島(いんのしま)レポート【第6弾】」(笑)

【耕三寺:その2】

 本堂Lの右脇、多宝塔Nの崖下に、その入り口があった。

 「O千仏洞地獄峡入り口」と書かれた受付の脇に白い門がある。
 受付には、えらく愛想の良いおばちゃんが「どぉぞお入りくださぁ〜い」と呼び込んでいた。(笑)

 中はコンクリートだが洞窟風になっているトンネル。

 入ってすぐにお地蔵さんが並んでいて、早速不気味な雰囲気。
 その不気味さを台無しにするかの様なカラフルな閻魔様!(爆)

 この先は、両側に窓がずらぁ〜と並んでいて、窓の中には地獄絵図が…(^_^;)
 何だかなぁ〜・・・と思っていたら、トンネルは一転して天井が高くなり、まるで自然にできた鍾乳洞の様な造りに一変!(^○^;)
 おまけに、小さな滝や小川まで現れ、通路も上がったり下がったりの階段状となった。



 かなり足が疲れた頃に、やっと出口に到着。
 疲れた足にダメ押しの登り階段!(爆)

 R八角円堂(聖徳堂)の内部が出口になっていて、眩しい陽光を浴びながら振り向くと、そこにはド派手な観音像
 P救世観音大尊像

 さて、コースはここから「未来心の丘」へと向かうことになる。(笑)
 坂道を登っていくと真っ白い洒落た建物があり、それがエレベータとなっている。
 このエレベータは下の階と上の階で出入り口が反対側に付いている。
 エレベータが到着すると、そこには一面が真っ白な大理石の別世界である!(^○^;)

 面積5,000u

 大理石の坂道を登っていくと、大理石でできたトイレが。(笑)
 しかも、デザインがシャレ過ぎていて、およそトイレには見えない!(爆)
 更に登っていくと、大理石でできたカフェテラスのCカフェ・クオーレがある。
 ここでは、唯一タバコが吸えるので一服したい所だが、メニューは結構高いのでやめた。(^○^;)

 ほぼ頂上にあたるB光明の塔


 さて、全て見終えたと思って坂道をテクテクと降りてきたのだが・・・正面出口の脇に何やら通路があるので行ってみた。
 途中、何げにおおきな水槽があり、何故か中にはオオサンショウウオが!(笑)
 更に進むと、目の前に日本の城風の建物が!(^○^;)

 22迎賓館となっているが、立ち入り禁止区域になっている。
 良く見ると、衛星アンテナや犬小屋が見えるのだが・・・(^_^;)
 更にを拡大すると…何と!アンパンマンの地蔵様が!(爆)

 更に進むと、この耕三寺を創るきっかけとなった最初の建物23潮聲閣(書院)があり、ここは創始者が母親の為に建てた別荘である。
 しかし、ここだけは入館料が別に取られるので入らなかった。(^_^;)

 ここで引き返し、正面出口から出たのだが、そこにある回廊(B羅漢堂)の中には、羅漢彫刻がずらぁ〜っと並んでいる。
 ここを見るのは拝観料がいらないが、一つ一つ丁寧に見ていくだけでもかなり時間がかかりそうである。

 入場料の1,000円には、更に@山門を出た通りの反対側にある分館24新宝物館(仏教美術展示館)への入場料も含まれている。
 この、いかにも美術館という立派な建物の敷地には広ぉ〜い庭があり、そこから、正にこの耕三寺の「なんでもあり」の真髄と思われる景色が眺められる!(爆)



 右端に真っ赤な寺門が、中央にはレトロな洋館が、その左には日本風の城が、そして鳳凰をあしらった中国風の門、その左には南国風の木・・・

 さぁ〜て、私はこれから再び自転車で1時間かけて土生まで戻らなければならなかった…(爆)

【続く】     <まだ続くのかぁ〜!?(爆)