2009/04/29
千と千尋の油屋のモデルの宿を訪ねて

 バイクでのツーリングでは、時々高速道路を使うが、クルマでは滅多に高速を走らない…
 なので、ETCなんぞ付ける気になれなかった。(^○^;)

 しかし、土日祝日上限1,000円となると話は別だ。(笑)

 そこで、ETCを安く付けられる方法をググってみたところ、カード申し込みでETCが割引販売されるというサービスを見つけた。

 当時(3月2日)、首都高カードがセットアップ&取り付け費込みで5,000円
 但し、ETCはアンテナ一体型。
 NEXCO中日本では、取り付け費別だが、アンテナ分離型がセットアップ費込みで4,800円

 ETC本体が5,000円なら、GW(ゴールデンウィーク)にでも、高速道路で1回どこかに行けば元が取れる!o(^o^)o
 取り付けは息子にやらせればタダなので…(爆)
 アンテナ分離型4,800円を申し込んだ。

 その直後、ETC購入助成金の発表で、世の中は一気にETC不足へ!(^○^;)
 ほんとにETCが届くのだろうか・・・
 そんな心配をしていたが、無事到着ぅ〜!\(^○^)/

 ちなみに、首都高カードでは、その後0円キャンペーンを始めたが、ETC車載器が実際に届くのは数が月先だとか・・・(^_^;)

 で、土日祝日上限1,000円が始まったので、1,000円ドライブぅ〜!(笑)
 4月29日(水)の「昭和の日」に、千と千尋の神隠しの宿、油屋のモデルになったと言われている、長野県渋温泉金具屋

 息子に取り付けさせた(笑)ETCの、初高速乗り入れです。
 本当にゲートがちゃんと開いてくれるのか、ドキドキしながら…(爆)、新発田ICから高速にイン!(笑)
 無事ゲートを通過して、高速道路は「ホントに休日なのか?」ってくらいガラガラです!
 天気も快晴で、絶好のドライブ日和!\(^○^)/

 スイスイ走って、途中、栄PAでトイレ休憩を挟んだりしながらも、2時間弱妙高SAに到着。

 SAからは妙高山が・・・妙高山だよな?(^○^;)



 で、名物?”よもぎアイス”なんぞを食してみました。
 味は・・・、決して不味くはないけど、微妙!?(笑)

 渋温泉へは信州中野ICで降りるので、あともう少し!
 妙高SAを後にして、本線へ。
 で、他の車の後ろを大人しく?(笑)走っていたら・・・

 インターの降り口ギリギリの所で、前を走っていた車が急ブレーキ!(@_@;)
 で、急ハンドルを切ってインターを降りていきました!凸(▼▼メ)
 と、思ったら・・・電光掲示板に、

 ”事故閉鎖、ここでおりろ”ってかっ!

 間に合わねぇっし!(爆)

 つぅ〜事で、仕方がないのでそのまま走りましたよ。(^_^;)

 で、その後も、電光掲示板に、
 ”この先事故、渋滞注意
 ってな表示がされているんだけど・・・
 それらしい渋滞は見えてこない・・・

 「この先○○キロ」とか、もう少し親切に表示できないもんですかねぇ〜(-_-;)

 で、10キロくらい行くと・・・対面通行区間のトンネルの中で事故現場がありましたよ!
 そう、事故現場は反対車線でした!(^○^;)

 先頭から何台か玉突き事故で、その後ろもピッタリくっついて渋滞になっているんで…
 どこまでが追突しているのか判りませんでしたが・・・(^_^;)

 対面通行のトンネル中なんで、後ろのクルマは事故車を避けて前へ出ることもできる状況ではなく…
 前が動かないから、後ろの渋滞も全くハケる事は無く…
 事故処理車も、救急車も、消防車も、みんな渋滞にしっかりハマって身動きできず…
 これじゃあ、いつまで待っても渋滞が解消する見込みはないですわね(^○^;)

 対面通行なので、中にはUターンしようとするクルマまでいるし!(@_@;)

 ってな事で、無事?信州中野ICに到着ぅ〜!\(^o^)/

 ETCでスイスイ〜と料金所を通過して一般道へ出たら・・・
 ぎょっ!(@_@;)
 いきなり、妙ぉ〜にデカイ!信号機がお出迎え!(爆)
 面積比で有に2倍はありそうな・・・

 さて、渋温泉へは、このまままっすぐ進み、志賀中野有料道路という名前の有料トンネル(笑)を抜けて、
 国道292号を20km20分ほど走ると着いちゃいますよ〜!
 292号が左手に川沿いになって、道の駅 北信州やまのうちを過ぎて、権道342号へ降りて、橋を渡ったら右折して川沿いに走ります。

 で、渋温泉に入ると、右手、川向こうに↓こんな駐車場があります。

 

 番屋風?な小洒落た駐車場。
 駐車料金は、1時間300円、1日500円と、なかなかリーズナブル?

 で、金具屋を探して温泉街に入ると、いきなりタイムスリップしましたよ!

 今時、旧千円札なんて、ドコにあるんだよっ!(爆)

 駐車場正面の小路の突き当りを右に折れると、じきにありました、金具屋さん!



 手前の新館?の影に一部隠れてしまっているのが何とも勿体無いですが・・・
 何故か、手前の紅葉(もみじ)が紅葉(こうよう)してるし!(爆)
 時代だけでなく季節感までおかしくなりそうな温泉場ですわ!(^○^;)

 で、手前の建物に入り口があるのだけど、その入り口は…



 ↓蔵の扉と、くぐり戸になっています。



 中を覗くと・・・
 おおおお〜!

 まさに、千と千尋の…世界ですよぉ〜!
 畳の広間(エントランス)の隅に、江戸時代の番頭さんが座っているような帳場机に受付嬢がいましたよ。
 「中の見学はできますか?」と聞くと、断られました。(^_^;)

 という事で、建物の中の様子は、金具屋さんのホームページを見てください(笑)→ http://www.kanaguya.com/

 残念ながら、中を見れないので、渋温泉をぶらりと回ってみますか。
 すると、あちこちに、小さな銭湯みたいな建物があります。


 入り口の脇には料金箱ならぬ「賽銭箱」が・・・

 何だろう?と思っていたら、向かいの土産物屋のおばちゃんが声をかけてきましたよ。
 「外湯めぐりするなら鍵を貸しますよ
 渋温泉には9個の外湯があって、自分で鍵を開けて入って、出たら鍵を閉めて、次々巡るのだそうな…

 渋温泉のホームページhttp://www.shibuonsen.net/



 あちこちに、こんな温泉の井戸?みたいなものがありますよ。




 ↑こんな道祖神の向かいに、結構な高さの石段が…
 ここを登れば、金具屋さんが裏から見れるかな…
 などと思って、登ってみました。



 下から見える石段を登りきると、↓こんな地蔵様があって、
 その真向かいが普通の家の玄関だったりするところが何とも言えません。(笑)



 で、更にもう少し石段を登ると、何故か狸の焼き物が置いてある神社?寺?



 ↓なかなか立派な龍の彫刻。



 薬師如来って事は寺ですかね?(^_^;)



 ここから、更に遊歩道みたいな小道を登ると、今にも朽ちかけた様な展望台があります。



 更に上には、渋湯神社があると書かれていましたが・・・ちょっと行く気にはなれませんでした。(笑)

 で、けもの道の様な(爆)遊歩道?を戻って、観光ルート?に戻ります。

 こんな標識や案内看板が立っている、すぐ後ろは…

 ↓壁が落ち、ガラスが割れている、やたら雰囲気のある廃屋が・・・(爆)



 結構、廃屋があります。(^○^;)



 ↓こんな、ちょっと変わった雰囲気の石段があったり…


 登ろうかと思って、案内板を見てみると…
 最後のところに重要な説明が。
 『石段百段約5分』(爆)

 小路が二股になっていたりしても、案内板は無し!(^○^;)
 ひとんちの軒先みたいな左の道が正解でした。(笑)




 温泉にまつわる寺社が多いです。

 で、やがて墓場に行き当たって、その向こうがゴールの?温泉寺です。



 山桜でしょうか?満開です。


 で、「足」「九」の所から石段を登って、高薬師(和光庵)から右端の「温泉寺」に行き着いた訳ですな。

 ここが、渋温泉で最も大きな寺のようです。
 向かって、すぐ左隣に「番外湯・信玄かま風呂」の建屋があります。



 と、ここで気づいたのですが・・・
 こっちから回れば、石段を殆ど登らずに回れたのでしたぁ〜!(爆)(^○^;)

 さて、再び温泉街の小路に戻り、散策を続けます。
 「ご利益の石段」と書かれた石段を降ります。



 「湯巡り(ゆめぐり)」を『夢ぐり』と読み替えた?・・・何でしょう?(^○^;)


 格子の中には、温泉がちょろちょろと流れ出ています。

 ↓こぉ〜んな、いい感じのお店も・・・
 祭日のお昼時だというのに、お休みです!(爆)



 小路があっちこっちに、くもの巣(アリの巣?)のように繋がっています。




 こんな小路を歩き続け、やがて陽の当たる表通り?に出ると、
 まるで、タイムトンネルから現代に戻ってきたような錯覚を覚えますよぉ〜!(^_^;)

 で、その、川沿いの表通り?に出た所にも、ありましたよ!
 ↓こんな風情の旅館が。



 で、小一時間経ったので駐車場へ戻りました。
 すると、12時から1時までは、駐車場の係員がお昼休みだそうで…(笑)
 丁度、受付のカーテンを閉めて、お昼に出かけちゃうところでしたよ!(爆)

 ・・・って事は、12時から1時までは、勝手に停められるって事?(^○^;)
 ほのぼのとして、いいなぁ〜(笑)

 さて、どうしようか?ってとこで、
 温泉街に、なんとか美術館で「ブリキのおもちゃ展」というポスターがあったので、
 行ってみる事にしました。



 ↑ここが、山ノ内町立 志賀高原 ロマン美術館
 「町立」にしては?なかなかの建物です。

 で、受付で聞いてみると・・・
 ブリキのおもちゃ展は、ずいぶん前の催しものだったそうな。(^○^;)
 渋温泉はポスターまでレトロかいっ!(爆)

 ↓美術館へ行く途中、道を1本間違えて上林温泉の方へ行きかけたんだけど、
 ここの旅館も、武家屋敷みたいな建物だったり、雰囲気満点でしたよ!(笑)

 美術館の受付嬢に「野生のおサルが入る温泉」を薦められたんだけど・・・
 駐車場から徒歩30分と聞いて、行くのをやめました。(爆)
 (下図の右端)



 という事で、渋峠で昼食を取ることに。
 坂道を登っていくと、どんどん気温が下がっていきます。
 途中、道路わきに大きな池が何個かありますが・・・凍っています!(^○^;)

 渋峠に近づくと、スキー場の脇を通るのですが…
 スキーヤーが滑っていますよ!(爆)

 で、渋峠付近のスノーシェイドの中の路面が白い!(@_@;)
 一瞬、驚きましたが・・・これは、凍結ではなく、融雪剤ですね。(笑)

 ところが、この融雪剤で滑ったのか?バイクが転倒していましたよ!
 幸い、ライダーに怪我は無かった様ですが・・・女性ライダーでした。(^_^;)

 さて、渋峠の気温は2度!(爆)
 ここまで来ても、「本当に祭日なの?」ってくらい空いていて・・・
 お昼時だってのに、渋峠ホテルのまん前の駐車場にクルマを停められました。o(^o^)o

 ↓奥さん!雪ですよぉ〜!(笑)



 で、お約束のインディーくんにご挨拶!\(^o^)/



 ん・・・?
 インディ君に逢うのは3年ぶりなんだけど・・・
 なんだか雰囲気が違うような・・・

 で、聞いてみると、
 先代のインディ君は、昨年の5月に老衰(12歳)で亡くなったそうです。(-人-)南無

 で、二代目インディくんは、昨年の6月生まれだそうです。

 からだは大きいけど、まだ1歳にもならない子供です。
 じゃれます。
 
飛びつきます。
 
毛だらけになります!(爆)

 ↓ちなみに、先代のインディ君(2004年5月)


 ←2006年8月

 渋峠ホテルで昼食を食べたんですが、ここもガラガラでした。(^_^;)
 で、いよいよ、満座温泉へ向かいます。

 その途中の道が、↓こんな状態!(爆)



 昼食も終えて、最後の目的地の万座温泉へ!

 でも、ひとつだけ心配だったのは・・・
 目的の露天風呂の場所を、全然覚えていなかったってこと!(爆)

 で、周りの景色から、「この辺かな?」と、わき道を登ってみたら…
 ありましたよぉ〜!見覚えのあるホテルが!(笑)




 ↓で、間違いなく、この露天風呂です!


 標高1,800m 雲上の露天風呂!

 ↓ちなみに、3つある湯殿のうち、向かって一番左が混浴です!(笑)
 っつ〜か、外なんだから一緒のような・・・(^○^;)



 で、帰り道の途中で、道路わきにある平床大噴泉にちょっと寄りました。




 ↑この写真だと、奥さんが手前にいて遠近感がおかしいので…(笑)
 ↓実際には、こんな大きさですよ。



 さて、後は帰るだけぇ〜!
 高速下り線の事故の影響が残っているのか判らなかったので、
 信州中野ICを素通りして、国道18号へ出て、信濃町ICから高速に乗ることに・・・

 で、案内板に従って18号を左折して権道119号へ、
 で、道の駅 しなのに入ろうとして急ブレーキをかけたクルマの後ろのクルマが立ち往生?
 「なにやってんだよぉ〜!凸(▼▼メ)
 と、追い越したら・・・

 あ、あれぇ〜?(@_@;)
 18号へ戻ってしまいまいしたぁ〜!(爆)

 取り敢えずわき道にそれて、地元のおじさんに聞きましたよ。
 「高速の入り口はどっちでしょうか?」(^○^;)

 で、前のクルマを追い越したところが入り口でした。(爆)

 で、何とか無事に?信濃町ICから高速にイン!(笑)

 帰りも高速はガラガラ!o(^o^)o
 米山SAと栄PAで一休みして、無事帰ってきました。

 高速80%、峠道15%といったところ。
 高速の行きは105km/h、帰りは130km/h巡航って感じで、
 燃費は17km/リットル・・・ヴィッツは高速燃費が良くない様で・・・(^_^;)
 やっぱ、CVTの燃費設定が、70km/hマックスって感じなんだろうと思いますわ。

 この想定は、5月5日のドライブで裏付けられる事に・・・(-_-;)