思い付き
我が家の建築工事が始まって写真を撮ったりしているうちに模型を造りたいと思い立ってしまいました。(笑)
どうせ作るなら精一杯精巧なものを作りたいので、建築中は毎日のように柱・梁・筋交い・間柱・天井の桟などの位置をメモしたり寸法を計ったりしていました。…工事が進むと見えなくなる部分があるので。
で、いざ作ろうと思ったときに悩んだのは縮尺でした。d(^o^;
どこまで再現出来るかを考えながらホームセンターで模型用の木材を眺めてブツブツと延々独り言。(爆)
模型用の木材は1番細いのが1mm角だったので、20分の1なら現物が2cm角の構造まで再現できる!
そして120mm角の柱は6mmになるので、これならそこそこの加工が可能だろう…よし決定ぃ〜!o(^o^)o


工具
木工には先ずは工具が必要だ。…木工なんて高校時代以来だろうか、しかも苦手だったのに。(爆)

・鋸
菜切包丁の様な形をした超細目で極薄刃の鋸を購入(商品名:ピラニアII鋸)
・のみ
3mm、6mm、12mmののみを購入…3mmのみがあるとは知りませんでした。(笑) でもこれで6mmの木材にホゾを彫る事が出来るぞ!o(^o^)o
・曲尺
L字型の金属製の物差し
・スコヤ
簡単に直角や45度の角度を測るためにいるらしい…(^_^;)

※.その他に模型作成用の一通りの道具や木工用ボンドなどは必要です。(^_^)b


設計図
さて、日下部建築さんから頂いている我が家の平面図と現場メモから設計図を引かなければ。o(^o^)o
我が家の実際の寸法は長い方が約15mだから…20分の1だと…75cm〜ぃ!
・・・ぐぅぇ〜!A1サイズの用紙でないと入らないぞ〜!(ToT)
仕方がないので、設計部の部長に「CAD操作の練習」と称して、設計部のCADに我が家の図面データを入力する。(爆)
平面図は1階の床と天井、2階の床と天井の計4枚
立面図は主な構造面ごとに計8枚
合計12枚の設計図が無事完成!\(^o^)/


基礎を作って柱を立てる
土台には90cm×70cm×6mmの板が丁度良いサイズでした。
ところが、ここで楽が出来ると安心したのが大失敗を招くことに…(^_^;)
板の2辺を基準にして基礎の図面を板に直接書き込んで基礎を作ったのですが、出来上がって図面に合わせてみると歪んでいるじゃないですかぁ〜!(ToT)
良く計ってみると、土台にした板の各辺が正確な90度ではないことが分かりました。
せっかく出来上がった土台部分を壊してやりなおしです〜(;_;)
板材を使うときは曲尺できちんと直角を確認して修正しておく必要があるようです。
基礎ができたら1階の床の構造を作って、床板には透明なプラスチックの板を使用して床の構造が見えるようにしました。
次にホゾを彫って柱を立てます。(右図)
ここは木工用ボンドで固めますが、柱がきちんと垂直になるようにスコヤで調整しておきます。


壁の構造を作る
柱と間柱と筋交いの構造は大体右図のような形になっています。
壁の外側面は柱と筋交いが同一、壁の内側は柱・間柱・桟が同一の面になってます。
柱の間に筋交いを付けてから、筋交いと間柱の交差部分は間柱の方を切り欠きます。
柱と間柱の間に桟を付けます。

ご注意)ここに書いているのは、あくまでも私が勝手に思い付いた模型作成の手法です。
     決して実物の住宅の建築手法や手順ではありません。(笑)


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