ぶぁいくのぺ〜じ 掲示板


二輪車安全運転大会への道【第3回】
2004年6月8日〜18日

 私が参加できる練習は終わった・・・筈だった。
 ところが、タイトルがちょっと格上げ。(爆)

 6月7日(月曜)に栄輪堂の親方からメールが入り、交通安全協会(以下、安協)から県大会への出場依頼の連絡があったのだという。
 え?んなアホな!冗談でしょっ!?」(^○^;)
 まだ、一本橋もブロック・スネークも乗れないのに!2週間でマスターしろと!?・・・・((((^_^;)

 しかも、ゼファーは先週の転倒で栄輪堂に修理に入っていのに、練習は明日からだゾ!(爆)
 どうすりゃ良いの?(^○^;)
 取り敢えず、明日はヘルメットとブーツなどを車に積んで仕事に行く事にしよう…(^_^;)

 結局、免許センターでの練習初日である6月8日(火曜日)は雨で練習が中止。

【6月10日】
 交通機動隊の駐車場と免許センターでの練習が始まって二日目。
 問題の一本橋はやっと1回だけ渡りきれた。(^○^;)
 勿論、渡りきれただけで、タイムは規定に遠く及ばない…(T_T)
 本当に、こんな状態で大丈夫なのか?

【6月11日】
 免許センターでの練習、1週目の最終日。
 交通機動隊の駐車場にブロック・スネークが設置された。

交通機動隊の駐車場

 こんな感じの広ぉ〜い駐車場に、ブロックスネークや、パイロンを並べてコンビネーション・スラロームの練習をさせて頂きました。
 しかも、アスファルトのミューが高くて、とても走りやすいです。o(^o^)o
 交通機動隊の皆様、ありがとうございます。m(_"_)m

 で、ブロック・スネークの練習の成果だが・・・全然ダメ!(@_@;)

【6月13日】
 土日は練習が休みなのだが、今日は自主トレ!(笑)
 実は、免許センターのコースは個人でも使用できるのである。
 使用料は、二輪車の場合、30分380円、60分750円である。
 コースには他の車両も練習走行を行っているので、法規走行が厳守。
 決して、坂道でレムニーを想定したターンなどしないように!(爆)

 一方、正面の二輪ゾーンでは、一本橋洗濯板みたいなの?が常設されているし、二輪専用の「クランク」「8の字」「S字」のコースがあり、ここはタイムトライアルしても大丈夫。o(^o^)o

【6月16日】
 なかなか上達しないまま、免許センターでの練習2週目の中日。
 コース2周目からブレーキング(急制動)の練習に入った時・・・

 一般Bのブレーキングは時速50キロから15m以内に停止しなければならない。
 速度は光電管計測なので、メーター誤差を考慮して普通は5Km/hほど高めの速度で進入する。
 自動車学校の練習の時に、警察の協力でレーダを持ち込んで速度を実測して自分のバイクのメータ誤差を体感するというのが二回あった。
 ところが、何度かやってみたのだが、一定の速度で通過しているつもりが毎回計測値が大きく異なってしまった。
 結局、正確な誤差が判らなかったので、私は安全(余裕)を見てメータ読み時速60キロでいつも進入していた。

 いつもと同じ様に進入し、いつもと同じ様にブレーキングしたつもりだった・・・
 ところが何故か、ブレーキングした瞬間!フロントが「ぬめぇ〜」となった感触の直後、バイクが進行方向に対して真横を向いてしまった!(@_@;)
 あとは、スローモーションで(笑)、体の下でバイクがドタンバタンしているのを、空中の私が眺めていた・・・
 幽体離脱か!(爆)
 丁度、ハイサイドの様に私の方が先に進んでバイクが後からドタンバタン追いかけてくる。(笑)
 最後はバイクが私に向かって立ち上がったのだが、それを抑える余裕がないまま、ゴロンと倒れたって感じだった。(^○^;)

 指導員のかたが飛んできて、すぐにバイクを起こして状態を診てくれた。
 バイクの損傷は、クラッチレバーの先と左のステップの先が折れた程度。
 指導員が乗って走ってみたがエンジンも車体のバランスも悪い所は無く、オイル漏れも無さそう。
 何しろ、タンクが無傷ってのが、皆さんに感心された。(^○^;)

 私の方は、興奮している事もあってか、体の方は特に痛い所もない。

 指導員曰く「派手な転倒だった割には、怪我も無いし、バイクの損傷も驚くほど少ないなぁ〜
 「それにしても、プロテクター着けていて良かったねぇ〜」
 この台詞を聞くのも2度目だ…(爆)
 プロテクターの代金の元を取ったか?(笑)

 転倒した路面を見ると、ブレーキング開始のパイロンから5mくらいの所から既に車体が路面を削った痕が付いている。
 そして、30mくらいだろうか、バイクが停止した位置までその痕が続いていた。

 少し落ち着いたら、左手が痛いことに気づいた。
 見ると…ぐ、グローブが破れている。(@_@;)

敗れたグローブ 薬指の所が裂けている…
 う、グローブを外すのが怖い!(爆)
手の傷 転倒3日後、こんな感じ。(^_^;)
まっ平に削れたクランクケース クランクケースが「まっ平!」に、まんべんなく削れている。(爆)
 これだけ削れて、割れたりオイル漏れしなかっただけラッキー!(笑)
 親方に「エンジン・ガード付けようね」って言われた。
 確かに、付けた方が良さそうだな。(^○^;)

 取り敢えず、今日はもう練習を終えて、バイクを栄輪堂へ持っていく事にした。
 潤ちゃん、親方、遅くまで待っていて貰ってありがとうございました。m(_"_)m
 親方、家まで送って頂いてありがとうございます。
 クルマの運転、もっと練習しましょう!(爆)

 その日、家に帰ると、右足のふくらはぎが押すと痛い。
 歩くと、左足がカクカクいって変!(^○^;)
 あいやぁ〜、明日の朝起きたら動けないかもなぁ〜
 そうなると、大会出場も辞退しなきゃならんなぁ・・・
 そんな事を思いながら眠ったのだが…

【6月17日】
 翌朝目覚めると、右足はまだ押すと痛いものの、幸い歩いたりするのには支障がない様だ。
 栄輪堂に電話をしたら「ゼファー治しておくよ!今日の練習には間に合うよ!」という返事。・・・…((((^_^;)

 転倒の原因は・・・
 実際には良く判らない…というか覚えていない。(^○^;)
 だが、おそらくはニーグリップが甘かった上に、初期制動を強くかけ過ぎて、ハンドルに体重がかかってしまったのだろう。
 親方が練習を見に来てくれて、私のブレーキングを見て…「怖ぇ〜!」と叫んだ。(^○^;)
 いつも、停止線の手前3mくらいの所で止まっていたのだが、この停止線、実は原付用で11mしか無かったのだそうだ!(@_@;)
 つまり、メーター読み60Km/h(大会での実測51Km/h)から8mくらいで止まっていたらしい。(爆)
 「制動強くかけ過ぎだよぉ〜!」と言われた。(^_^;)

【6月18日】
 いよいよ練習最終日
 最後の最後にやっと「ニーグリップ」というものが判った気がした。(^○^;)
 かかと、ふくらはぎ、膝、腿…と、バイクに密着して一体感を感じる、そんなグリップじゃないとダメなんだな。
 というか、それを意識してグリップするとバイクのコントロールが凄く自然にできる気がする。
 何ぁ〜んでこんな基本的な事を今まで判らなかったんだろうと悔しい!

 一本橋は、この日2本クリアして、タイムは1本目が9秒9(笑)、2本目が12秒
 ブロック・スネークは、1回しかクリアできず、タイムは6秒9!(爆)
 規定は10秒〜15秒。(^○^;)
 でも、神奈川のサイトを見たら、あっちは9秒〜11秒なんですよね。
 ブロック・スネークのタイムって全国大会でもその時々で変わるらしい。
 ただ、全国大会では規定タイムの範囲が2秒と厳しい。

 コンビネーション・スラロームは目標の20秒を達成!\(^○^)/
 つぅ〜か・・・昨日までのセッティングって原付用に狭くしてなかった?(爆)
 一度だけセッティングした応用千鳥も、妙ぉ〜に狭いなぁ…と思いながら並んだら「ダメダメ!原付用だからムリムリ!」って言われたし。(爆)

 さてさて、泣いても笑っても後は本番を待つのみ。
 どうなる事やら。
 でも、練習で出来ないことが本番で巧く行くなんて筈は無いわなぁ〜(爆)

【県大会に続く…】

おまけ
 写真撮影およびサイトへの掲載を快くご承諾頂きありがとうございました。m(_"_)m

 交通機動隊の建物の入り口に、昔懐かしいCB750の白バイが展示されている。

CB750の白バイ、真横から
CB750の白バイ、斜め前から
CB750の白バイ、メータ周り

 また、新規導入されたSUZUKI GSF1200の白バイも丁度置いてあった。

GSF1200の白バイ、真横から
GSF1200の白バイ、斜め前から
GSF1200の白バイ、メータ周り