二輪車安全運転大会
2006年7月2日
5月12日から、今年も安全運転大会の練習が始まった。
今年は、教習所仕様のCB750 U型で練習に参加。
昨年までのゼファー750と比べて、安定感が増したというか…特に、エンジンの低速特性と安心感が格段に増した。o(^o^)o
とは言っても、所詮はウデなのだが・・・(爆)
バイクが乗り易くなった?筈なのだが、今年もやっぱりブロックスネークが鬼門!である。(^○^;)
規定タイムはともかくとして、他の課題は何とかクリアできるのだが・・・ブロックスネークだけは、最後まで渡りきる事ができない!(T_T)
ところで、今年は何故か選手会長の役を仰せつかってしまった!(^○^;)
当然だが、技術力で任命された訳ではないので、練習にちゃんと参加しそうだと思われたからだろうか?(笑)
まぁ、選手会長と言っても、小間使いの様なものだが…(^_^;)
新発田地区から県大会に出場するメンバーには県大会出場選抜選考会が行われる。
いつもは日曜に行われるのだが、今年は会場(自動車学校)の都合で土曜日になった。
それで、すっかりいつもの練習時間からだと思い込んでいた。
自宅で、MotoGPのビデオを観ながらウトウトしていたら・・・電話が入った。
「どうしたの?選考会、もう始まっているよ!」
「え!?何時からでしたっけ?」
「5時からだよ!」
・・・げ!(@_@;)
時計を見ると、すでに5時40分ではないか!(爆)
慌てて着替えて会場へすっ飛んで行くと、最後の2名がスタート待ちしている状態!(^○^;)
すぐにゼッケンを貰って、最後尾に着いて、ぎりぎりセーフ!(爆)
ここで、安全運転大会の競技内容について、ちょっと語ってみよう。(笑)
クラスは4つに分かれていて、400ccまでの一般Aと400cc以上の一般B、20歳未満と女性クラスが原付となる。
採点は、法規走行と各技能課題毎に40点満点の減点方式。
先ずは、法規走行。
当然、法令遵守で決められたコースを回る訳だが、教習所風というか競技会向けというか、バイクにまたがってスタートするだけでも決まった手順がある。
しかし、一番大変なのは、超低速でキープレフトを守りながら、ふらつかずに各操作を確実にこなさなければならない点だ。(^○^;)
自動車学校で二輪の免許を取った人には馴染みのある走りなんでしょうけど…一発受験だった私は、大会の練習で初めての体験になったのである。(笑)
そして、技能走行(課題競技)。
・坂道レムニー
坂道でパイロンを8の字に回るのだが、ま、これは慣れてしまえばそれほど難しくはない。
規定タイムは無い。
・コンビネーション スラローム
前半がストレートの狭いパイロンが並び、後半はオフセットされていて大きく回りこむコースだ。
走行自体は難しくないが、規定タイムで走るのはなかなか難しい。
ちなみに、規定は20秒(その時で多少異なる事があるらしい)なのだが、私は調子が良い時でも23秒くらいである。(^_^;)
タイムオーバーは1秒毎に5点減点。
・ブレーキング
指定速度以上で走行して、制動開始位置から所定の距離以内で停止する。
指定速度は、原付が30Km/hから7m以内で停止、一般Aが40Km/hで10m、一般Bが50Km/hで14m。
私は、結構得意だと思っていた競技だったのだが、3年前の最初の年にブレーキングの練習で大転倒!
昨年は、大会当日のウォーミングアップでコンビネーションスラロームの練習中に転倒して、レバーが曲がっているのに気づかないで、本番のブレーキングで大失敗!(^○^;)
結局、本人の思い込みに反して昨年までは相性が悪い競技だった。(笑)
この競技は、焦ってブレーキをいきなり『ガツン』とかけると、転倒したり、タイヤがロックして止まり切れなかったりする。
なので、焦らずに、ブレーキングの最初で「じわ」と絞り込むようにして、フロントフォークが沈んでからフルブレーキングするのがコツである。
ま、焦らずとも、失敗さえしなければ規定の距離の2mくらい手前で充分に止まれる。
例年だと、警察が速度取締り用の装置を持ち込んでスピードの計測を行って下さっていた。
というのは、メーターには必ず誤差があるので、自分のバイクのメータの誤差を知っておくためである。
今年は、何と、指導員のかたが自前でスピードガンを購入して、それで計測を行ってくれた。
・応用千鳥
低速でUターンを繰り返すコースだが、これもそれほど難しくない。
規定タイムは無い。
・ブロックスネーク
私が一番苦手としている課題である。(^○^;)
30cm×30cm×厚さ5cmのブロックがジグザグに並べてあり、途中2箇所にブロックが2段積みにされている。
脱輪したり、足が着いたりしたら即失格(最大減点)だが、規定タイムもある。
規定タイムは大会により異なるが、だいたい13秒±1秒くらいで、短くてもオーバーしても1秒毎に5点減点。
で、ブロックスネークは、他のメンバーや指導員の皆さんから色々アドバイスして頂いたりして・・・
先ずは、通常の路面で、スタンディングで直進の練習。
超低速でのバランス、アクセルとブレーキのコントロールを体で覚えて、自分にとってベストのライディングポジションを探す。
これで、スタンディングでの走行は大分スムーズになり、坂道のパイロンをぬって通ったりするのは出来る様になったのだが・・・
それでも、ブロックに乗ろうとするとバランスを崩して落ちてしまうのだ!(T_T)
原因は、腰が引けてしまう事!(−_−;)
スキーでも何でもそうだが、腰が引けてはバランスが取れない。(^_^;)
判ってはいるのだが…ブロックの上でバランスを崩すと、どぉ〜しても腰が引けるのだ。
腰が引けないように腰に目一杯力が入って・・・それでも何故か腰が引ける!(爆)
そこで、ハンドルフルロックでのスタンディング走行の練習。
どうも私は、左ターンのバランスが悪く、左側にバランスを崩した時に修正が効かない。
パイロンターンでも、左回りが苦手で…どうも腰が左に回り辛いのである。(^○^;)
それでも何とか、大会前には渡り切る事ができる程度にはなって来たのだが・・・
・コーススラローム
クランク、8の字、S字に、パイロンを組み合わせた複合コースのタイムトライアル。
規定タイムは当日の試走で決まるが、大体25秒程度。
これもタイムオーバーは1秒毎に5点減点。
この競技は、走行タイムが最大の難関だ。
ちなみに、8秒オーバーで最大減点になってしまうのだが、私は8秒オーバー以内で走りきる事が課題である。(笑)
・一本橋
教習所で二輪の免許を取った人には馴染み深い課題でしょう。
幅30cm、長さ15mの上を規定タイム以上の時間をかけて低速で通過する。
規定タイムは15秒以上で、タイム不足は1秒毎に5点減点。
私はこれもタイムが課題で、練習中に15秒以上で通過できたのは数回しか無い。(^○^;)
【大会当日】
大会当日は10時に集合し、最後の練習。
当日の練習では、最初の2回ともブロックスネークをクリアできた。\(^○^)/
で、失敗してイメージを悪くしないように(笑)、そこで練習をやめて、後は軽くスタンディングの練習を続けた。(^_^;)
一昨年、一般Bで優勝した、私の師匠(笑)亀吉さん。
今回は、数日前にバイクのメインキーが接触不良を起こしたりマシンの不調で大変そう。
ホームページ『北越後の片隅から』の管理人、道草Gさん。
昨年のSUZUKI GS750EU(4気筒)から、GR650(2気筒)に変更。
昨年、一般Aで優勝したAさん。
今年は、全国大会での使用車を意識してか?バイクをKAWASAKIに乗り換えた。
おっとっと!(笑)
指導員さん、よそ見していると危ないよぉ〜!(爆)
ゼファー250さん。
今年は大会当日までバイクを壊さない事が目標だとか!(爆)
ベテランのAさん・・・しかし、本番で前代未聞の・・・(笑)
一昨年、一般Aで優勝したwatanabeさん。
一昨年、20歳未満の部で優勝し、全国大会で3位!というMくんが、今年は一般Bに出場。
大会に出場できなくなった栄輪堂3人組の代理?出場となったTさん。
初めての経験で…最初はどうなるかと思っていましたが、2週間ほどの練習でブロックスネークもこなせるように・・・
って、3年目の私が立場ないやんっ!(^○^;)
Tさんと共に代理出場?のWくん。
今年の20歳未満クラス出場のIくん。
20歳未満の部は毎年新発田が優勝しているので、ある意味プレッシャだろうなぁ〜(^_^;)
昨年は、お姉さんが優勝、本人が2位だったOちゃん。
お姉さんは全国大会でも2位!
今年は、お姉さんが愛知で優勝し、全国大会出場を決めているので、姉妹で全国大会出場を目指す!(^○^;)
女性の部ではベテランのEさん。
【試走】
午前中に、、白バイ先導でコースの試走があるのだが、その時点で路面にはまだ水溜りが残っている様な状態だった。
【昼食】
免許センターの食堂で昼食。
一昨年の全国大会出場コンビ。
手前の天ぷら蕎麦は私の。(笑)
村上方面グループ。
何故か、上の二人が揃って「黒」で、村上グループの4名が揃って「白」。(笑)
栄輪堂チーム?(笑)の、ゼファー250さんとUくん。
栄輪堂代理チーム?(笑)のTさんとWくん。
食後の休憩中の指導員の皆さん。
水色のユニホームを着ている人は大会の検査員を務める。
【本番】
今年は、団体戦(表彰)が無くなってしまった。
理由は分からないが、昨年は1位〜3位を独占してしまったし…(^○^;)
でも、一番の理由は出場者の問題なんでしょうね。
昨年、一昨年の女性クラスの出場者が10名だったのに、今年は何と4名!
内訳は、新発田が2名で長岡が2名。
という事は、それ以外の地域は団体チームを作る事ができなかったという事ですから・・・(^_^;)
さて、今年の大会はものごっつ波乱に富んでいた!(^○^;)
先ずは…ベテランのAさんが、何と!本番走行中に前代未聞のガス欠で失格!(爆)
次に、昨年の優勝者、今年2連覇を狙っていたKさんが、ブロックスネークでまさかのエンスト!脱落!(@_@;)
練習では100本連続でクリアできるほどなのに、わが目を疑いましたよ!
さらに、亀吉師匠がコーススラロームで、ま、まさかの転倒ぉ〜!(0_@;)
路面が乾き始めていたのでローギヤを選択したそうなのだが、濡れ始めと乾き始めの路面は良く滑るのである。
という事で、一般Bクラス優勝候補の二人が相次いで脱落ぅ〜!・・・…(((((^_^;)
これで一般Bクラスの優勝争いは、Mくんとゼファー250さんの二人にほぼ絞られてしまった。(^○^;)
こ、これは、もしや入賞の千載一遇のチャンスでは!(笑)
で、私はというと・・・(^○^;)
発進でいきなり『ヴァオ〜ン!』(@_@;)
ギヤを入れずに発進しようとしたし!(爆)
でも、その後にちゃんと手順を守ってギヤを入れれば減点にはなりません。(笑)
坂道レムニーはOK、法規走行も特に失敗は無し。
コンビネーションスラロームも、タイムはともかくそれなりに走行。
昨年まで失敗続きだった急制動(ブレーキング)も問題なし。
応用千鳥も良し!
で、いよいよブロックスネークだ。(^○^;)
スタートして一個目の段差を乗り越えるまでは調子良かった。
で、2個目の段差へ向かう所で・・・
あ、あれぇ?
特にバランスを崩した訳でもないのだが、普通にブロックから降りてしまったぁ〜!(爆)
な、何故だぁ〜!(T_T)(T_T)(T_T)(T_T)
その次の課題、コーススラロームのスタートの検査員が「大丈夫?少し休みますか?」と声をかけてくれた。(^○^;)
が、「大丈夫です」と答えてすぐにスタート。
でも、気分はかなり上の空。(爆)
最後の一本橋もタイムはともかく何とかクリア・・・
はぁ〜・・・(;_;)
これで私の今年の挑戦は終了。(笑)
来年はブロックスネーク完璧にマスターするぞぉ〜!
20歳未満クラスもう一人の出場者 Iくん。
このクラスも実質、新発田から出場の二人の優勝争いとなった。
さぁ〜て、女性の部は、姉妹で全国大会出場を目指すOちゃんと、ベテランEさんの事実上の一騎打ち!
Oちゃんは大事を取ってか、いつものスピードが無いように見える。(^_^;)
これは、かなり際どい争いになりそうだ。
【表彰式】
※.村上地区は新発田地区のエントリーとなります。
一般Aの優勝は、村上地区のKさん。
2位はwatanabeさん、昨年優勝のAさんは3位。
で、新発田地区が独占。
一般Bの優勝はやはりMくん。
ゼファー250さんが2位。
賞を取ったのは剣道以来とかで喜んでいました。(笑)
女性の部では、Oちゃんが優勝!で、全国大会姉妹出場となりました!\(^○^)/
2位はEさん。
新発田地区の出場者2名で上位2位を独占。
20歳未満の部では、・・・・あ、二人ともイニシャルが I だ!(爆)
←写真右側の Iくんが優勝(笑)、左側の Iくんが2位。
このクラスも新発田地区の出場者2名で上位2位を独占。
という事で、今年は全国大会出場者が全クラス新発田地区代表となりました。o(^o^)o
【白バイ特練のデ走行】
実際には、競技と表彰式の間に披露されるのだが、このコーナーではオマケという事で。(笑)