- 2005/04/28
- 【ミラー補修】
結局、ミラーの交換部品はGW前には入荷しない事が確定した・・・(T_T)(T_T)(T_T)(T_T)
で、ミラーを何とか補修しないとGWに乗れないという事態になってしまう。
取り敢えず、バイク本体からミラーを外さなければならないのだが、ウィンカー内蔵なので、これが少しやっかいな作業になる。
ここで、GSX-R1000の車載工具を紹介しておこう。
このバイクは、バッテリーを充電するためなどでシートを外す場合に6角レンチが必要になる。
しかし、車載工具にちゃんと6角レンチが入っているし、日常の点検などには充分な工具が揃っている。(^-^)v
4本のボルトはミラーを外す為に外したもの。
さて、ミラーを外すためには、まずウィンカーの配線カプラーを外さなければなならない。
その為には、メーターパネル下部のボルトを外してメータパネルを浮かせる必要がある。
メーターパネルは上部2箇所の穴にピンではまっており、ちょっと強めの力で持ち上げなければならない。
かぎ爪(フック)ではないのでただ単にひっぱるだけ。(笑)
メータ裏にあるカプラーを外しても、ウィンカーの配線コードは抜けない。
次は、ウィンドスクリーンのボルトを2本外して、コードを抜くための隙間を開ける必要がある。
白い○2箇所のボルトを外す。
実際には、この時点ではミラーはまだ配線コードで繋がったままだ。
配線コードは、白く枠を描いた部分とカウルの間を通っているので、ここに隙間を作って配線コードを引き抜く。
所々でカプラーが引っかかるので注意して引き抜こう。
しかし、不思議な事に折れた2つの部品は合わせる事ができなかった。
折れた場所はミラーステーが回転する円筒部分から真っ二つになっていた。
しかし、回転軸はカラーをハメ殺ししてある様な構造で、バラす事もバネの調整すらもできそうに無いのだ。(@_@;)
しかも、この円筒形に引っ込んだ受け台に、折れた方のステーの位置決めの出っ張りが引っかかってはまらないのだ・・・
で、外したミラーを持って、途中で金属用の2剤式接着剤を買って栄輪堂へ行った。
親方が、接着剤を付けて万力で挟んで、無理くりハメ込んでくれた。(^○^;)
しかし、アルミの破断面には隙間があり、接着剤だけでは流石に不安があった。
走っている途中でもげて、配線コードでぶら下がってバタバタいったら悲惨だ!(^○^;)
で、「うきうき慣らしプチつ〜りんぐ」でも書いたが、Sさんから頂いたレクターシールなるエポキシパテで補強する事にした。
このパテは固まると鉄の様に硬くなってタップ(ネジ山)を切ることもでるそうだ。
しかし、いくら硬くても脆くては、バイクの振動に弱いかも知れない。
そこで、先ずはパテだけを薄く延ばして硬化させて弾性があるのかを確かめてみた。
厚さ1〜2mmに延ばして固めてみた所、かなり硬いが弾性もある事が分かった。
勿論、一定以上曲げると金属のような破断を起こしてしまうのは仕方が無いところか・・・
一気に厚盛りするともろくなりそうなので、薄く何度かに別けて重ねて成型した。
回転する事は出来なくなったが、部品が来るまでの応急なので、機能や見た目の事は言ってられない。(笑)
で、ミラーの全体はこんな感じ。
あとは、充分に乾燥硬化させてから本体に取り付ける予定・・・
これで、GWを走りきる事ができるのか?(^○^;)