2005/05/31
愛知日帰り出張レポート

 久々に飛行機に乗る出張である。
 愛知への日帰り出張なのだが、愛知の空港は初めての経験。
 往路は、最近オープンした中部国際空港(セントレア)行きである。

 私は飛行機が結構好きである。
 わずか数Kmの距離を地面から離れることで、地図でしかお目にかかれない地形が眼下に広がる。
 この季節の新潟平野は、水がはられた田んぼが光を反射して、一面が静かな湖の様だ。
 そして、点在する部落が、まるで海に浮かぶ島々の様に見える。

噴煙を吹き上げる浅間山? 左手の窓に、噴煙を吹き上げる山が見えてきた。
 浅間山か?
富士山 やがて富士山の姿が!
 やっぱり富士山はいいなぁ〜(笑)

 セントレアに到着すると、飛行機はボーディングブリッジではなくターミナルから離れた所に停まり、そこからバスでターミナルまで移動だった。
 バスがターミナルビルに着いて、中に入ろうとしたがドアが開かない!
 乗客がざわめき始める中、バスの運転手が降りてきて、脇の通用口へ行き、自動ドアのスイッチを入れた。(^_^;)
 関西空港を教訓にしているのか?どうやら徹底した運営コスト削減を行っているらしい状況が、ここから始まった

 ターミナルビルへ入っても、案内スタッフらしき人員は全くいない
 案内板に従って曲がりくねった通路や階段を進む。
 長い通路には動く歩道が設置してあったりするのだが、やはりスタッフの姿は無い。
 延々と進んで行くと、やっと手荷物の受け取りターミナルへ出た。

 更に、案内板を探しながら空港バス乗り場へ向かう。
 エスカレータを降りてターミナルビルの外へ出ると、そこがバス乗り場だった。
 自動券売機があり、その前に案内スタッフが1名・・・

 目的地は、知多湾の東北側の碧南(へきなん)市である。
 空港バスで1本なのだが、目的の停留所は途中下車となるので「どこ行き」に乗れば良いのか分からない。(^○^;)
 路線案内図を見ても、路線がやたら多い上に、いくつにも分岐していて、目的の停留所が見つからない。(T_T)

 幸い、案内スタッフらしき女性が1名(だけ)いたので、早速、彼女に聞く。
 すると、券売機の操作を全てやってくれたのだが・・・何番の停留所から乗れば良いのかは、こちらから聞くまで教えてくれなかった…
 で、教えてもらった乗り場は、券売機のまん前だった。(爆)

 そこの乗り場にはすでにバスが到着しており、カーゴルームに荷物を乗せていたので、私も荷物を渡そうとした・・・のだが・・・
 何と!カーゴルームに荷物を乗せていたのは運転手だった!(^○^;)
 ここまで、コスト削減が徹底しているとは!

 荷物を渡そうとして行き先を告げたら「それならあっちの乗り場です」と言われた。(−_−;)
 案内スタッフに嘘を教えられたのか?凸(▼▼メ)

 で、言われた方の乗り場に行って、行き先停留所の一覧を見たのだが・・・一つの乗り場に行き先が沢山あって、行き先が分からないので片っ端から全て見たのだが・・・
 やはり目的の停留所の名前が無い!

 で、再び元の乗り場へ戻ると、既に別のバスが到着していた。
 そのバスの運転手に聞くと「9時45分発で、ここの乗り場だよ」と言われた。
 「9時25分発の筈なんですが」と言うと…
 運転手は行き先停留所の一覧を見直して「ごめんごめん勘違いしていた、確かに9時25分発で、ここの乗り場」と言われた・・・

 本当に大丈夫なのかぁ〜!?(^○^;)

 ちなみに、ターミナルビルから出たすぐの券売機のまん前の乗り場なのだが、バス乗り場の状況はこんな感じ↓!



 暇そうでしょぉ〜!(爆)
 で、何とか無事に目的地行きのバスに乗ったのだが、そのバスに乗った乗客は、私を含めて4名!(^○^;)
 運転手の給料どころか、バスの燃料代すら出るのかぁ?(爆)

 セントレアは関西空港の様に海の上に作られた空港で、対岸の陸地まで有料道路の橋を渡る。
 その道路はそのまま知多横断道路に繋がっている。
 しばらくこの有料道を走った後、バスはどこかのICで降りて一般道に入ったのだが・・・せ、狭い!
 とてもバスが曲がるような交差点とは思えない所を曲がり、バス同士ならすれ違いできないない様な道を進む!
 空港からの幹線の整備は進んでいるのだろうが、その他の道路は整備が全く出来ていない感じだ!(^_^;)

 やがてバスは、長さ1000mもない程度の衣浦トンネルを通って碧南市に入るのだが、何と、このトンネルだけが有料なのだ!
 新潟で言えば「新潟みなとトンネル」が有料になっている様なものだ!(^○^;)

 仕事は、客先で機械が止められる昼休みの1時間のみ!(笑)
 なんで、例によってトンボ帰りなのだが、セントレア発は昼の便の後は19:05の最終便まで無い。(^_^;)
 仕方が無いので、名古屋(小牧)空港から新潟へ帰ることになる。
 こちらの空港も初めて行く空港だ。

 セントレアができて小牧空港は便が激減し、アクセスの便も非常に悪くなったらしい。
 名古屋駅から空港へのバスは、14:32の後は何と!16:22まで無いのだぁ〜!(T_T)

 で、小牧空港へは午後3時には着いてしまい、予定より1便前の15:55発の便に楽勝乗れる時刻に着いてしまった。
 しかし、帰りの便も特定割引きでチケットを購入してあるので、便の変更が出来ない・・・(T_T)
 結局、17:35発まで2時間半も、空港でぐだぐだしていなければならなくなった・・・
 しかも、その飛行機さえ到着が遅れ、出発が更に25分も遅れてしまった!(−_−;)

 大阪伊丹空港なら、ターミナルビルの中にマッサージなどもあって、時間を潰す事ができるのだが・・・
 この空港は何も無い。(^_^;)
 下の写真がターミナル内の全容で、航空会社はJALのコミュータ便のみ!(^○^;)



 上の写真と反対側から撮影したのが下の写真。
 休憩スペースと、セルフサービスのレストラン?
 その向こうがお土産売り場になっている。

小牧空港ターミナル内休憩所側

 ターミナル内のほぼ中央に、昔の?喫茶店にあったみたいに「何でもお書き下さい」と書かれたノートが1冊ぽつんと置かれてあった。(笑)
 何気に見てみると…
セントレアへ行こうとして、ここに行き着きました。
正直ヘコんでます…
 笑わせて貰いましたぁ〜!(笑)
 私も「県営 名古屋空港」という文字を見て、来る空港を間違えたのかと思いましたからぁ〜!(爆)

 2階には搭乗ロビーしかなく、売店すら無かった!
 唯一、ロビーの隅の方に自動販売機が見えた。(笑)

 A〜C搭乗口があると思われるロビーは壁で閉鎖されており、D〜G搭乗口のロビーだけが使用されていた。
 しかも、実際に使われているのはその内の2つくらいの様で、他の搭乗口の出発便案内板には何も表示されていなかった。(^○^;)

 窓から滑走路を見ると、民間の航空機の姿は無く、航空自衛隊の輸送機だけが沢山並んでいた。(笑)



 飛行機まで滑走路をてくてくと歩いて行く。
 新潟空港も、前はこんなだったよなぁ〜・・・・懐かしい気がした。(笑)
 ただ、あの頃に乗ったのはDC9だったから、搭乗はタラップを上ったのだが・・・(^○^;)
 そう言えば、DC9には機体の真後ろ、お尻の辺りにも階段があって、そこから乗ろうとしたらドアが閉まっていた事があったな。
 で、ドアの窓から中を覗くとスチュワーデスが見たのでノックしたら慌ててドアを開けに走ってきたっけ!(爆)



 客室乗務員は1名。
 しかも、途中天候の関係で?(飛行機が小さいからか?)揺れが強くて、飲み物のサービスすら無かった。(^_^;)
 しかし、小さな飛行機は小回りが効くのか?
 いつもの大阪便だと新発田の上空あたりを旋回するのだが、豊栄競馬場の上空あたりから一気に左旋回してそのまま新潟空港に着陸した。(笑)

2005/05/15
恐怖の血痰事件?」(笑)

 「悪夢の血尿治療」から5年毎年の健康診断でも異常無しの平穏な生活を続けてきたのだが・・・

5月1日(日曜)

 夜の9時半頃に風呂に入っていたら、何の前触れもなく突然咳き込んだ。
 痰がからんだようになったので「ぺっ」と吐き出したら・・・真っ赤な血が!(@_@;)
 その後も、5〜10分毎に咳き込んで血痰が・・・
 「こりゃ、ちょっとヤバいかぁ〜?
 という事で、県立S病院の夜間診療へ行った。

 夜間診療所には様々なドラマがあった。(^_^;)

 先ずは、腹痛の男子中学生。
 意識ももうろうとしているらしく医者がさかんに呼びかける。
 両親が呼ばれてインフォームドコンセント?が始まる・・・
 何やら血管造影剤を注入してX線撮影をしたいらしいのだが、この検査で20万人に1人くらいの確率で深刻な状況に陥る可能性があるとかなんとか・・・
 こういう場合、親としてどんな判断をすれば良いのだろうか?

 そう言えば、確か私もこの検査を受けた事があった。
 造影剤が体内に注入されて行く時には薬が血管を流れて行くのが分かった。(^○^;)
 その後、ニンニクの臭いがしてくるんだったかな。

 結局、その子はCT検査で虫垂炎らしいという事で手術になったらしい。

 若い両親が3歳?くらいの小さな男の子を連れてきた。
 どこが悪いのか分からないが、この男の子の話し方が可笑しく、待合所のみんなが笑いをこらえて苦笑していた。(^_^;)
 沈痛な雰囲気の待合所が一気になごんだ感じになった。
 どう面白かったかというと、まるで大人びているというか・・・医者に何かを聞かれて「それはダメです」とか答えるのだ。(爆)

 次に、腹痛で苦しんでいる二十歳くらいの娘を両親が連れてきた。
 娘さんは非常に苦しみながら「迷惑をかける・・・」と泣いていて、父親が「迷惑かけたっていいんだよ」と答えている・・・
 何やら事情がありそうな様子である。
 彼女は母親に膝枕されながら、椅子2つ分に横になっていた。
 私は1人で長椅子に座っていたので、席を空けて「こちらに横になったきっと方が楽ですよ」と声をかけた。
 両親は深々と頭を下げてお礼を言いながら席を替わった。
 その後、娘さんが検査で待合所を行ったり来たりする度に、付き添っている母親が私の前で立ち止まっては深々と頭を下げてお礼を言っていく
 そんなにされるとかえって恐縮になってしまうが、どうやら娘さんはダウン症らしい。
 いつも回りに気を使っているんだろうなぁ〜と思うと、ちょっと切なくなった。

 さて、私の方はと言えば、肺のレントゲンと血液検査を行って待たされていた。
 看護士見習いみたいな男性に採血されたのだが、普通採血は肘の反対側の腕が曲がる所から抜きますわな。
 彼も最初はそこからしようとしたのだが、何を思ったのかすぐにゴムチューブを縛りなおし、手首と肘の中間辺りに針を刺した。
 私は数え切れないほど採血された記憶があるが、通常の場所で採血できなかった事など一度も無い!(−_−;)
 しかも、採血した後に血止めの脱脂綿だかばんそうこうだかを探すのに余所見をして針がグリグリ動かされてしまった!凸(▼▼メ)
 結局、みるみる内出血して腕は腫れ上がり痛み出した。(T_T)

 検査だけして待たされ続け・・・・夜の12時も回り・・・・眠くてうとうとしていた。
 やっと呼ばれて医者から検査結果が告げられた。
 「血痰が出る病気は色々考えられますが・・・レントゲンと血液検査からは原因となる病気の兆候は見つかりませんでした
 「あのぉ〜、血痰は鮮血なんですけど、喉が切れているとか考えられませんか?」
 と言うと、医者は明らかに「あっ!」という顔をしてから私の口の中を調べた。(^○^;)
 しかし、外から覗いた限りでは出血の痕は見えないという。
 結果、翌日、内科で診察を受けるようにと言われ、止血剤の飲み薬を出された。

5月2日(月曜)

 翌朝一番に同じ県立病院の内科に行った。
 県立S病院受診システムは非常に判り辛い。(−_−;)
 受け付け窓口がいっぱいあるし、同じ内科でも第一から第五内科まであるのだが、それぞれの窓口をどう回れば良いのかの説明が良く分からない。
 例えば、受付は2列で並ぶのか?1列で並んで受付の手前で空いた方に回るのか?とか。
 内科の表札も、一つの表札に3つとか4つの言葉が併記されていて、「○○に行って下さい」と言われても、その表札に書かれている○○と微妙に違う。
 また、初診の場合はその科に置いてある問診表に記入しておかないといけないらしいのだが、ある科では大勢の患者が何時間も待たされた挙句、やっと看護婦が「問診表を書いて頂かないと受付できません」などと廊下の大勢の患者に大声で説明していた!(−_−;)

 待合所には「受付を済ませて1時間以上過ぎても呼ばれない場合は声をかけて下さい」と書かれてある。
 私は、残り5分を切ったあたりで名前を呼ばれた。(爆)
 で、内科では全く診察もせずに血液検査血液の固まりやすさの検査に回された。
 検査を終えて戻ると、また診察せずに「来週の月曜に呼吸器内科へ行って下さい」と言われた。

 その後、出血が止まっては、食事をするとその後にまた出血するという状況が5日ほど続いたが、5月6日(金曜)以降は出血しなくなった。

5月9日(月曜)

 11時30分の予約で11時前には病院へ着いたのだが・・・駐車場がいっぱいで通路にまでクルマが停められている。(−_−;)
 表の駐車場がいっぱいなので裏の駐車場へ行ってみたが、こちらは更に酷い状態だった
 病院の外の道路まで駐車車両でいっぱいである。
 そうこうしている内に時間はどんどん過ぎて行く!(T_T)
 30分近くウロウロして、やっと1台出て行くところに行き当たって停めることができた。

 それで何とか、予約時間の5分前には予約箱に予約券を入れた。
 そしてまた1時間ほど待たされて名前を呼ばれ、また診察せずに耳鼻(咽喉)科に行って下さい」と言われた。
 耳鼻科で喉を検査して、もっと奥だという事になれば内科で気管支鏡検査をする事になるが、気管支鏡は麻酔したりするので大変ですから…と言われた。

 看護婦に「耳鼻科は混んでいるので、食事でもされてから耳鼻科へ行って声をかけて下さい」と言われた。
 で、病院の食堂で食事をしてから耳鼻科に行ったのが1時過ぎだったのだが・・・その時点で、まだ10時受付の患者の診察をしているのだという。(−_−;)
 看護婦は私のカルテの住所を見て「あ、市内なら近いですね、家に帰って食事してから・・・」<おひ!凸(▼▼メ)
 「内科で食事してから行くようにと言われたんで、もう食事してきたんですけど!

 結局、2時を過ぎても何時になるか分からない様な状態なので、予約しなおして帰ることにした。

5月11日(水曜)

 午後2時の予約で、水曜の午後という事もあってか駐車場は何とかすぐに停められる程度の混雑だった。
 しかし、耳鼻科は相変わらず混んでいて1時間ほど待たされた。
 耳鼻科では、細ぉ〜いカメラを鼻から挿入して食道の内壁を検査。
 初めての診察らしい診察だった!(爆)

 気管支のフタの根元にポリープが発見されたが、そこから出血したような形跡は無いという。
 ポリープも良性だろうから手術して取り除く必要も無いだろうとの事。
 見た目だけで分かるのか?と思いながらも医者がそういうのだから心配はないのだろう…
 結局、耳鼻科でも出血の原因は見つからなかった。
 医者は「耳鼻科では異常無しと内科の先生に伝えておきます」と言った。

 看護婦に「薬も出しませんし、診察もこれで終わりです」と言われた。
 「内科に戻らなくていいんですか?」と聞くと、「え?内科に戻れと言われているんですか?」と逆に聞かれた。
 それくらい、病院内でちゃんと伝達しておけよ!(−_−;)

 結局、また待たされた挙句に、内科の今日の受け付けは終わっているので翌日に予約を入れられた。

5月12日(木曜)

 昼の12時30分の予約である。
 先に早い昼食を済ませて病院へ行く。
 こんな時間でも、やはり1時間ほど待たされる。
 で、いよいよ気管支鏡検査か?と思っていたら・・・

 「心配ありません

 この一言で終わりである・・・・・・・

 延べ12時間に渡る病院通いは何だったのだ…
 出血の原因が分からないまま、途中で出血が止まってしまったら「心配ありません」なのかぁ〜?

 ま、5年前の血尿も原因不明のまま「心配ありません」だったしなぁ・・・・(^○^;)

 ちなみに、5月1日の出血の前夜、食事の時にほっぺたの内側を噛んでしまい、大きな血豆ができて、それが破れた。
 もしかしたら、そこから出血していたのかも・・・(爆)

2005/05/08
携帯卓上ホルダ保証期間の謎

←携帯電話の卓上ホルダというのはこんなパーツである。
 それぐらい誰にでも分かるって!(爆)
←で、ここに携帯電話を立てて充電する。
 正常なら、「ピピッ」と鳴って充電中の赤ランプが点灯する。
 しかし、何故か購入したときから、うまく充電状態になってくれない事が多かった。
 携帯をホルダに押し付けると「ピピッ」というが、手を離すと赤ランプが消えてしまう…(−_−;)
 たまぁ〜に、うまく行く事もあるのだが、ダメな時は何度押し付けても充電状態にならない。
 使い方がまずいのかと何度も取扱説明書を見直したのだが、説明書通りにやっても同じである。

 で、ついに嫌になってドコモに持っていった。
 ドコモで調べた結果、やはり卓上ホルダの不具合であるとの事だった。

 ところが・・・
 「卓上ホルダの保証期間は10日間ですので、無償交換にはなりませんがどう致しましょうか?
 「は?」(@_@;)

 何じゃそりゃ?
 パソコンパーツでさえ、ショップでの初期不良交換こそ1週間程度だが、メーカー保証は普通1年間付いているぞ!
 それが、天下のドコモの標準付属品の保証期間が10日間だとぉ〜!凸(▼▼メ)

 どぉ〜致しましょうか?って言われても、無償じゃないってんだから買うしかないじゃろが!(−_−;)

 という事で、次に携帯を買い換える時には、真っ先に付属品の不良が無いか入念にチェックしなくてはと肝に銘じたのであった