2005/07/23
恐怖の胃カメラ体験記(笑)

 毎年の健康診断ではいつも「異常なし」だったのが、何故か今年はあれこれ異常が検出されてしまった。
 先ずは、胃部レントゲンで「十二指腸潰瘍の疑い
 次に、心電図で「QT延長
 最後に、血液検査で「肝機能障害

 そこで、再検査となったのだが、胃カメラを飲まなければならないという…
 胃カメラを飲むのは初めての経験だ。
 胃カメラ経験者の談では結構辛いという事だが、私は別に心配はしていなかった。
 むしろ、検査用に粘膜採取を行った場合は、検査の後もその日1日、酒・タバコ禁止という方が嫌だった。(笑)
 ま、酒は飲まなくても平気だが、具合が悪くも無いのにタバコを吸えないのは嫌だ。(爆)

 さて、当日は飲まず喰わず吸わず(笑)で検診センターへ行かなければならないのだが、朝目が覚めると頭痛がした・・・
 ここ数日、どうも風邪気味の様なのだ。
 しかし、飲まず喰わずという事なので、風邪薬も飲む訳にはいくまい。

 検診センターの待合室は冷房が効き過ぎで、風邪気味の私には辛かったので、冷房を弱めて貰ったのだが・・・

 やがて、胃カメラを飲むための準備として、胃の動きを止める(弱める?)注射と、おそろしくドロぉ〜とした経口麻酔薬を口に含まされた。
 この、ドロォ〜としたスライムのような液体が・・・・

 さて、胃カメラの挿入自体は大して苦しくは無かった。
 胃カメラを操作している医者(女医)も、「初めてなのに凄く上手ですねぇ〜」と言っていた。
 しかし、十二指腸の検査なので相当深く挿入するのだろう、目の前に「1m」と書かれたマークが見えた。(笑)

 「ちょっと苦しいですよぉ〜、吐きそうになりますけど我慢して下さいねぇ〜」と言いながら、胃の内部に空気を送り込んで胃を膨らましてカメラの先端をグリグリと回した!(@_@;)
 げげげ!・・・こいつは本当に吐きそうだ!(爆)

 それから、粘膜の採取を4箇所行う。
 胃カメラにワイヤーの様なものを通して、先端で内臓の壁を挟んで「ぐいっ!」と引っ張ると、「ブチッ!」と剥ぎ取られる感触が分かる。(^○^;)
 スルスルとワイヤーを引き出しては、別のワイヤーをまた挿入して…ブチッ!を繰り返す。

 取り敢えず、目視の結果では、十二指腸潰瘍は「治った痕がある」というもの。(^_^;)
 写真を見せられ、「ここの変色している部分が潰瘍が治った痕です」と説明されたが、こんな色が変わっている程度の変異が、本当にレントゲンで分かったのかぁ〜!?(謎爆)

 話は変わるが、胃カメラの担当医は、まるで高校生にしか見えない様な可愛らしい女医であった。
 しかし、話し言葉は妙ぉ〜に医者っぽいというか「おばさんっぽい」のである。(爆)
 そのギャップが可笑しくて笑いをこらえていたら「笑い事では無いですよ」と言われてしまった。(爆)

 「粘膜採取をした後、酒・タバコ禁止という事ですが、酒はともかくとして、どうしてタバコもダメなんですか?」と聞いた。
 納得できる明快な返事が貰えなかったので「もしタバコを吸ったら、深刻な状態になりますか?」と更に聞いた。(笑)
 で、最終的には「なるべく吸わない方が良い」という返事を貰った。(爆)

 検査が全て終わった帰り際、いくつかの注意点が告げられた。

2時間ほど飲み食いを控える
水をコップ一杯飲んで様子を見る
昼食は消化が良い軟らかいものにし、刺激のあるものは避ける

 様子を見るって・・・何がどうなったらダメなん?(笑)

 で、2時間を過ぎて、昼食は天ぷらうどんにした。
 うどんはともかく、天ぷらは不味かったかも知れない。
 汁ものだから水を飲む事もないだろぉ〜と思って、水を飲まずにうどんを食べたのも不味かったか?
 更に、食後にタバコを2本吸った。(爆)

 ここで、また頭痛がしてきた。
 そうだ、風邪気味だったのだ。
 で、家に帰って寝ることにした。

 夕方、嫌ぁ〜な脂汗をかいて目が覚めた。
 酷い頭痛と吐き気がする!(@_@;)
 トイレへ行って吐こうとしたが、口からは魚の空気袋みたいな細長い風船みたいな泡プワ〜っプワ〜っと出てくる。
 ・・・そうだ、胃カメラの前に飲んだドロぉ〜とした麻酔薬とパンパンに注入した空気かぁ〜?!

 何度か泡を吐いたら、急に寒気がして体がガタガタ震え始めた
 激しい頭痛と吐き気と寒気に襲われながら、ベットへ行ったり、トイレへ行って吐いたりの繰り返しだ。(T_T)

 結局、一晩寝て起きたら症状はすっかり治っていた。

 元々胃腸が弱い私には、胃の動きを抑える注射が効きすぎたのか。
 それなのに、天ぷらうどんなんぞを喰ってすぐに寝てしまったのが悪かったのか。
 恐らく消化不良の最悪なケースを体験したのだろうか?(^○^;)

 兎に角、医者に言われた注意は素直に守った方が良さそうだ。(爆)

 ちなみに、再検査の結果だが…

検査項目 定期健康診断 再検査
胃部レントゲン 十二指腸潰瘍の疑い 十二指腸潰瘍が治った痕跡
心電図 QT延長 異常なし
血液検査 肝機能障害 異常なし

 結局、私は何のために苦しんだのか・・・・

2005/07/10
九州初上陸 福岡出張レポート

 仕事でもプライベートでも、今まで行ったことがある最西端は広島の厳島神社
 それも、出張の合間の休みに男二人で・・・(笑)
 で、今回、九州は初上陸!o(^o^)o
 と言ってもやっぱり仕事(出張)でなんだけど…

 九州福岡へは新潟空港から直行便が飛んでいるので、作業内容からすると日帰り?!(^○^;)
 …かと、思ったのだが、何故か二泊三日という行程になった。
 その理由は・・・・

 目的地は玄海灘に浮かぶ無人島!(爆)
 ※.実際には北九州市に近いので玄海灘ではなく「響灘」らしい。(^_^;)
 この島に渡る船に朝乗って行き帰りは夕方という事で二泊せざるを得なかったのだ。

 無人島と言っても、本当に何ぁ〜んにも無い島なら仕事にならない。(笑)
 九州本土のターミナル港から10Kmほど沖合いに浮かぶ石油備蓄基地である。

 で、前日に新潟空港から福岡空港へ飛び、博多から小倉まで新幹線、そこから鹿児島本線で戸畑という駅まで行って宿泊。

 出張だと、ノートパソコンとドライバー程度の工具を持ち歩く事になるのだが、テロ対策などの安全強化で空港での扱いがちょとかったるい。

 工具は原則的には機内持込禁止なのだが、空港によって扱いが異なる。
 新潟空港は中身の確認はされるがドライバー程度はそのまま持ち込み可能だった。
 私は、ドライバー程度は、洗面用具を入れたポーチに一緒に入れてしまうのだが、中身の確認でコロンの小瓶を「これは何ですか?」と聞かれたときには何と答えたら良いのか困った。(笑)
 結局、「ヘチマコロンです」と答えたのだが(笑)、検査員は瓶の説明書きを真剣に読んでいた。(^○^;)

 一方、ノートパソコンは手荷物預かりにすると「破損しても請求しない」という念書を書かされるのだ。(−_−;)
 なので、結局は機内持込にする事が多い。

 旅客機の安全対策と言えば、最近は機内のトイレを使うと、客がトイレから出るとすぐに必ず搭乗員がトイレに入る。
 どうやらトイレ内に不信なモノが置かれていないかなどのチェックをしていようだ。
 私がトイレから出た後も、すぐに搭乗員がトイレに入った・・・・・・あ!流すの忘れていたぁ〜!(爆)

 旅客機といえば、離着陸のときシートベルトをするとかシートの背を起こすとかテーブルを元の位置に戻すとか携帯電話などの電子機器の電源を切るとか色々なルールが毎回毎回アナウンスされる。
 しかし、旅客機に乗り慣れていそうなスーツ姿のビジネスマン風の偉そうにしているオヤジに限って、このルールを守らない人がいる。
 搭乗員に、シートベルトやシートの背の位置を離陸前と着陸前に2度も注意され、挙句の果てに、搭乗員もシートベルトをした着陸寸前のタイミングで、携帯の着信音が鳴り響いた!(−_−;)おいおい

 福岡空港から博多駅へは地下鉄で2つ目の駅だ。
 距離的には滑走路の長さより短いだろう。(笑)

 ところで、九州の在来線の列車は派手な車両が多い気がした。
 普通列車も含めてみぃ〜んな派手!(笑)

隣りのホームの特急 隣りのホームに停まっていた特急電車?
 なかなかカッコいい!
私が乗った電車 私が乗った電車。
 カッコいいかは別にしても(笑)独特な雰囲気!(^○^;)
客室への入り口 デッキから客室への入り口は何とガラス張り!(^○^;)
 デッキのデザインも、前衛的なロビーみたいな造りになっている。
 ※.ピンボケで申し訳ない。m(_"_)m
車内は派手! で、車内はこんな!(爆)
 金属的なシート青・緑・赤の豹柄のヘッドレスト!?(爆)
 網棚は旅客機の様なボックス式。
駅弁ふぐ弁当 九州初日の夕食は駅弁の「ふぐ弁当
 ※.またまたピンボケで申し訳ない。m(_"_)m
 いくらをふぐの身で巻いたものが酢飯の上に散らばっていて、これがかなり美味かった!\(^○^)/

 さて、翌朝の待ち合わせ場所に近い宿泊先という事で決めたのだが・・これがかなり失敗だった。
 宿泊料金は、翌日博多で泊まったスーパーホテル(朝食付き)よりも高い!のに、洗面・トイレ・風呂は部屋に無くて共同
 ま、風呂は狭いユニットバスより共同でも広い風呂の方が私は好きなのだが…(^_^;)

一泊目の部屋 で、部屋は…写真では判り辛いかも知れないが、大昔の社員寮といった造りで机は事務用のスチール机。(^○^;)

【二日目】

 目的地の島には食道など無いとの事で、コンビニに寄って朝食と昼食を買う。(^○^;)
 で、コンビニで買った朝食を食べながら待ち合わせ場所で同行者を待つ。
 目的地へは、ここから10Kmほどの距離にある港までタクシーで15〜20分ほどで着く予定だった・・・のだが・・・
 目的地の地図を見せたのにタクシーの運転手がその港の場所が分からないという。(−_−;)
 無線で場所を聞いていたのだが・・・それでも道を間違い、何ぁ〜んにも無い海岸の駐車場に行き着いてしまった!
 で、人に道を聞くためにクルマを下りて行ってしまった!(爆)
 結局、我々が地図を見ながら場所を判断して運転手に指示して何とか港に着いた。

港のそばには風力発電の風車群が

 港の前には風力発電の風車群が↑ざっと10基くらい並んでいただろうか。
 ちなみに、ここへ来る途中に「エコタウンセンター」という施設があったので、ここいら一帯はエコエネルギー関係のモデル地区みたいになっているのかも。

 さて、港と言っても、石油備蓄基地へ向かう作業員しか乗らない船専用のターミナルで、船に乗れるのは基地に入る許可証を持っている作業員だけである。(^○^;)
 警備員が監視する中、当日用の許可証をセンサーに通して通用口を通って乗船する。
 ここから先は撮影禁止なので写真は無い。(^_^;)

 船の乗員は船長を初め懐かしい顔ぶれだった。
 そう、「因島レポート」で書いたフェリーの乗員の皆さんだ。
 という事で、本来客室は禁煙の船なのだが、私はブリッジ(船橋)に誘われた。<ブリッジでは喫煙できるのだ。(笑)

 基地での作業はすぐに終わってしまったのだが、帰りの船の出港は6時間後だ・・・(^○^;)
 島には本当に何も無い・・・
 あるのは、長さ350m巾100mという巨大な四角い石油タンクが8基!(爆)
 しかも、本体の殆どは海中に沈んでいるので、地上(海上)の景色は「何のこっちゃ?」という感じ。(笑)
 ただただ、ぬぼぉ〜っと時間を待つしかない・・・・・
 小牧空港での2時間半などとは比較にならないほど暇である。(爆)


 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


 で、帰りのタクシーの中からド派手な像が見えた。
 看板を見ると、どうやら聖徳太子の像であるらしい…聖徳太子が大仏?(^○^;)



 ところで、何故かタクシー代はメータ+200円という金額だった。
 何故だろぉ〜?と思っていたら…
 その訳は…↓これ、若戸大橋の通行料が200円だったのだ。
 前回の愛知出張の有料トンネルに続いて、ここでも有料橋ですかぁ〜!(^○^;)意外と有料って多いのかな?
 ちなみに、若戸は「若松区」と「戸畑区」を繋ぐ橋だからだったんですね。(^_^;)

若戸大橋

 さて、この日は博多のホテルで宿泊。
 ちなみに、博多って「福岡市博多区」なんですね。(^_^;)
 駅からホテルまでガード沿いに歩いて行くと・・・ガードの壁に落書きが・・・
 でも、この落書き?暴走族とかのイタズラ書きには見えないのだが・・・?

ガードの落書き?

ビルの谷間の古ぅ〜い民家 高層マンション?に囲まれたど真ん中に古びた民家があったり・・・(^○^;)
 ま、新潟駅のすぐ近くでも古ぅ〜い民家が残っていたりするけど、博多ほどの都会でも残っているのね。

 ホテルにチェックインして、食事でもしようかと博多駅前に戻る。
 何か美味しいものが食べたいなぁ〜と思ったのだが、駅前は銀行や証券会社などの商用ビルばかり。(^_^;)
 道路標識に「中洲」という矢印があったけど、どれくらいの距離なのかも分からないし土地カンもないし・・・
 で、何気にタバコに火を点けようとしたら周りの人に奇妙ぉ〜な目で見られた・・・げ、駅周辺の路上一帯は禁煙でしたぁ〜!(爆)

博多駅前 駅の脇のビル(福岡交通センタービル)から駅前を望む。
 ←大体ここに写っている範囲が路上禁煙

 歩くのも疲れてしまい、ビルの飲食街のそば屋に入って、天ザルを注文。<博多まで来て天ザルかよぉ〜!(爆)
 で、店に置いてあったサービス券付きガイドブックを眺めていたら、「手もみ工房」40分2千円というのを見つけた!<安ぅ〜!
 早速、携帯で予約を入れようとしたら・・・○時○分なら空いているという・・・15分後やんけぇ〜!!!(@_@;)
 注文した天ザルが来たばかりだというのに、慌ててかっ込んで、ガイドブックの地図を頼りに駆け足ぃ〜!(爆)

 マッサージを終え、行くあても無いのでそのままホテルへ戻った。
 結局、博多の夜はホテルで缶ビールを飲みながらふけて行くのであった・・・(T_T)

 このホテル、バイキング形式の朝食無料サービス付である。
 しかし、朝7時からのサービスなので、翌朝7時35分の飛行機に乗るには食べている時間が無い。(T_T)

床に座らないでください 地下鉄の車内にはこんなステッカーがベタベタ貼られていた。
 確かに、新潟でも電車の床に座り込んでいる女子高生とか良く見かける…

福岡空港の長ぁ〜い通路 福岡空港からの帰りの便は虐げられていた。(^○^;)
 一番端の搭乗口から、更にターミナルビルの端まで延々と廊下を歩かされ…
 そこから更に飛行機までバスで移動。(^_^;)
 ま、小牧みたいに小型ジェットのコミュータ便じゃなかっただけマシか?(笑)