2006/01/31
クレイマー?

 確定申告の時期ですね。
 一昨年までは会計ソフトの「弥生」で決算書を作成して申告していたのですが、ソフトが旧いせいか?各伝票や台帳のウィンドウが開くまで1分もかかるようになって使い物にならなくなってしまった。
 で、昨年の1月にソフトを買い替えた。
 弥生は、クレジットカードや減価償却など、色々細かに対応していて使い良かったのだが、その分?価格が3万〜6万円とかなり高め。
 どうせ、決算書と申告にしか使わないのだから、もっと安いソフトでいいやと思って店頭で探して見た。
 で、『やるぞ!』シリーズの「青色申告+確定申告2005」が¥8,520(標準価格:税込11,340円)とお手頃だったので買ってみた。
 ちなみに、「やるぞ!青色申告」は伝票を入力して決算書を作成するソフトで、「やるぞ!確定申告」は決算書を基に確定申告の申告書を印刷するソフトである。

 安価な分、弥生に比べると機能が弱い面もあるが、慣れてしまえばシンプルでさくさく動いて使い勝手はそれほど悪くない。
 で、2005年の伝票を入れて、今年の申告書を作成しようとしたら・・・青色申告特別控除55万円までしか入力できない・・・
 と言っても、確定申告をした事が無いかたは何の事やら?でしょうね。(笑)

 昨年までは、青色申告特別控除額は45万円と55万円だったのが、今年の申告から65万円に一本化されたのです。
 で、メーカーのサイトを見に行ったらアップデートがあったのでダウンロードしてみた。
 しかし、やはり55万円までしか入力できない。(−_−;)

 で、メーカサイトのサポートに「アップデートしたけど青色申告特別控除が55万円までしか入力できません」とメールした。

 それに対する回答は
弊社製品「やるぞ!確定申告2005」につきましては、
平成16年分の所得税確定申告書類作成ソフトとなっており、
ご質問の青色申告特別控除額は最高55万円までしか
入力ができない仕様となっております。
 という内容。
 青色申告特別控除の額は時々改正されるのだが、弥生でもこの額は変更できないようになっているので、この手のソフトでは新しいバージョンを売るための常套手段になっているらしい。
 しかし、『2005』と謳っているソフトが2005年の分の申告に使えないというのは納得ができない。
 で、それに対して
「やるぞ青色申告+やるぞ確定申告2005」のパック製品を購入し、
2005年の伝票を入れて、その確定申告ができないというのは
おかしくないですか?
それでは、一度も使えないソフトをパッケージにして販売している
事になりますよね。

 というメールを返信したら、すぐにメーカの担当者から電話がかかってきた。(^○^;)
 で、電話でメールの内容と同じ説明をするので、メールで返信した内容を言い返す…という繰り返し。(笑)

私:「2005の会計と申告のパッケージソフトを買えば、2005年の1月から伝票を入れ始めて、2005年の決算をして申告するのが普通じゃないんですか?」
担当者:「弊社のソフトの場合は、2005年の1月に買ったら、2004年1年分の伝票を入れて2005年の申告をする…という考え方で販売しています」

担当者:「それに、パッケージにも『平成16年度申告に対応』と書かれていますよね?」
私:「普通、○○対応」と書かれていれば、新しい方式に対応していますよ、旧いソフトではありませんよ、という意味で取るでしょう?2005年分の申告に使えないって解釈する人はいないでしょう?」

 なぁ〜んてやり取りの果てに、担当者は別の者に代わった。
 で、また同じ話の繰り返し・・・(^○^;)

 いつまでも堂堂巡りなので…
 「ソフトを弥生から替えて、シンプルでさくさく動いてなかなか良いと思っていたのに、こんな事で使えないなんて非常に気分が悪い!」と言うと、
 「済みません、折り返し電話いたします」と言われた。

 で、数分後、再び電話がかかってきた。

 「判りました、2006年版を送らせて頂きます

 ・・・わしは、クレイマーだったのか?・・・…((((^○^;)

2006/01/05
ピロリ菌駆除体験記

 ピロリ菌って何なのか私は知らなかったのだが、最近はテレビでもCMが流れていますね。
 日本人の50〜70%の確率で感染しているそうで、感染経路は飲料水と言われ、上水道設備が整うと感染率が下がるそうである。
 現在感染している人は、水道事情が悪い頃に感染したか、母子感染によるものらしい。
 なので、駆除を行えば現在は再感染の可能性は殆ど無いそうである。
 ピロリ菌の正式名称は「ヘリコバクター・ピロリ」と言って、直訳すると「胃の幽門(ピロリ)にいる螺旋(ヘリコ)バクテリア」で、顕微鏡で見るとべん毛をクルクル回しながら移動する様子から名付けられたそうだ。

 さて、そもそもは、定期健康診断の胃部レントゲン検査で「十二指腸潰瘍の疑い」と診断された事に始まる。(^_^;)

6月24日

 集団検診センターで再検査のため胃カメラによる検査を行う。
 胃カメラを飲むのは初めてで、勤務先で「胃カメラは苦しいぞぉ〜」と散々脅されていたので少々不安だった。(^○^;)

 一通りの検査の後に特別待合室?に案内され、しばらくして更に妙ぉ〜に狭く薄暗い個室へ入れられる。
 部屋の真ん中にマッサージ・チェアの様な一人用の大きな安楽椅子?(革張りのソファー)があり、そこで寝そべって待つ。(^_^;)
 やがて看護婦が入って来た。
 何だか妙ぉ〜にドキドキする。(爆)

 看護婦は胃の運動を抑える注射を打って「暫くお待ちください」と言って出て行った。
 しばらくすると、今度は、妙ぉ〜にドロドロした粘液のような麻酔液を口から入れて、のどの奥に溜めて5分ほど我慢する様に言われる。
 この、注射と麻酔液が・・・後に私を苦しめる事になるとは、この時は知る由もなかった・・・・

 担当医は、何と!まるで女子高生みたいな若い(若く見える?)女医だった。
 胃カメラは思ったよりすんなり入って行き、女医も「初めてなのに上手ですねぇ〜」と言っていた。
 こんなものに上手下手があるのかは判らないが…(笑)
 しかし、「げっぷをするとやりなおしになるので我慢する様に」と言われ、げっぷをこらえるのは辛かった。

 胃まではすんなり入ったが、十二指腸までカメラを進めるときは、女医の腕にも力が入っているのが判ったし、かなり押される感じがして苦しかった。
 目の前の器具に『1m』の文字が見え、「1mも入っているのかぁ〜・・・」と思った。

 組織を採取して検査する為に表面の粘膜を剥ぎ取るのだが、「せぇ〜の」って感じで操作すると『ブチッ!』と千切れるのが判った。(^○^;)
 その後、胃までカメラを戻し、胃に空気を入れて膨らます。
 こいつが一番キツかった!
 胃は苦しくて吐きそうだし、空気が逆流してげっぷが出そうだし・・・(T_T)

 しかし、全体的には想像していたよりは楽に終了した。(笑)

 検査が終了してすぐに女医の隣りに座らされて検査結果を知らされた。
 結果は・・・「十二指腸潰瘍が治った痕がありました
 な、なぁ〜にぃ〜!?
 『治った痕』なんて、本当にレントゲンで判るのかぁ〜!?(−_−;)

 しかし、剥ぎ取った組織を調べた結果、ピロリ菌が見つかったとの事。
 で、ピロリ菌の駆除治療をするように薦められたのだが・・・
 その女医の話し方が、まさに医者っぽくて、顔や雰囲気とまるっきりギャップがあるのが可笑しくて…(笑)
 笑いをこらえていたら・・・「笑い事ではなくてですね…」と言われて、噴出しそうになってしまった!(爆)

 帰りに、看護婦から注意事項が告知された。

・1時間ほどしてから水を飲んで様子をみる。
・昼食は消化が良く、刺激のすくないもの。
・今日一日、タバコは控える。


 1番目と2番目はどぉ〜ってこと無いが、最後のはどぉ〜しても納得がいかない。
 何故、タバコがダメなんだ?
 で、看護婦に聞いた 「何故、タバコがダメなんですか?吸うと深刻な状況になりますか?」(笑)
 看護婦は「できれば吸わない方がいいんですけど・・・」
 『できれば…ですね?』…にやり。(爆)

 で、検診センターを出てすぐに一服。(笑)
 そこに、勤務先から携帯に呼び出しが入った。(-_-;)
 で、勤務先へ行くと…用事はその場で終了・・・っつぅ〜か、呼び出される筋合いの問題じゃなかったし!凸(▼▼メ)

 で、勤務先まで来たので、ついでに食堂で天ぷら蕎麦を食べた。
 ん?・・・水飲むの忘れてた・・・
 でも、蕎麦は汁が多いからいいか。(笑)
 あ、七味唐辛子も入れてしもた!(笑)・・・ま、いいか。
 お、しかも、天ぷらって消化いいのか?(^○^;)

 って、すでに、注意事項、全部破っているしぃ〜!(爆)

 で、食べ終わってすぐに家に帰った。
 朝から少し風邪気味だったのだが、家に着くと頭痛がしてきたので、そのまま寝室へ行き寝てしまった。(笑)

 夕方目を覚ますと・・・うっ!うげぇ!気持ち悪いぃ〜!(T_T)
 頭痛とめまいと吐き気が!
 トイレに行って吐こうとしたら・・・口から泡が・・・魚の浮き袋みたいな泡がプクプク出てくるぅ〜!(@_@;)
 あ、これは・・・あの粘液性の麻酔薬と、胃に吹き込まれた空気じゃないのかぁ〜?

 胃の動きを抑える注射を打たれて、粘液性の麻酔薬を飲まされ、水を飲まずに、天ぷらの入った蕎麦に七味唐辛子を入れて食べて、食後に運転して、その後、すぐ寝てしまった・・・のが悪かったのかぁ〜?(爆)

 兎に角、頭痛とめまいと吐き気が一晩中続いて死にそうだった!(T_T)

【M内科医院へ】

 渡された紹介状と胃カメラの写真を持って、後日、我が家からほど近いM内科医院へ行った。
 紹介状を渡せば、すぐにピロリ菌の駆除治療をして貰えると思っていたのだが…
 何故か、普通の?胃腸薬を1ヶ月分も処方されただけだった
 治った痕があるだけの十二指腸潰瘍の治療が何で必要なんだぁ〜!?(−_−;)

 1ヶ月後、再びM医院へ行くと、また同じ薬を処方されただけだった・・・

 更に1ヶ月後、再びM医院へ行くと、また同じ薬を処方されただけだった・・・
 医者に「何故、すぐにピロリ菌の治療をして貰えないのか?」と聞くと・・・

 『ピロリ菌の検査をしてから、もうだいぶ時間が経過してしますから・・・

 お〜い!時間が経過したのは、そっちが無意味な投薬を続けたせいだろうがぁ〜!凸(▼▼メ)

 『急ぎますか?それじゃあ、胃カメラ検査をもう一度してから、ピロリ菌の検査をしましょう

 な、なぁあにぃ〜!(−_−;)

10月29日

 2度目の胃カメラである。(爆)
 M医者の胃カメラの扱いは、検診センターの女医とは真逆であった・・・
 ゴリゴリと情け容赦なく胃カメラを口から押し込まれた!(T_T)
 げっぷが出ようが、吐き気で嗚咽しようが、おかまいなしだ!(−_−;)
 若い看護婦が必死に背中をさすってくれたのだけが救いだった。(爆)

 非常に過激な挿入だったが、そのせいか?検査はあっという間に終わった。
 しかも、終わった後の感覚は何故か清々しかった。(笑)

 検査が終わり、写した写真を見せられながら「胃も十二指腸も綺麗です、問題ありません」と言われた。
 だぁかぁ〜らぁ〜!最初から異常無いんだって!(−_−;)

 その後、ピロリ菌の検査を行った。

1.呼気採取パックを膨らませる。
2.検査薬(13C−尿素溶液)を水100ccで飲む。
3.左側を下にして5分間横になる。
4.椅子に座って15分ほど待つ。
5.再び呼気採取パックを膨らませる。

11月19日

 検査結果が出て、やっとピロリ菌の駆除治療が始まった。
 治療といっても、↓この薬を1日2回7日間飲むだけである。

 1.タケプロン:胃酸を抑える
 2.クラリス:マクロライド系抗生物質
 3.アモリン:ペニシリン系抗生物質

 ただし、1日2回7日間を絶対厳守のこと!…と、何度も念を押される。(^○^;)
 一回でも飲み忘れると失敗する確率が高くなるので、飲み忘れて時間がずれても必ず飲むように…と言われる。
 抗生物質を使うので、失敗するとピロリ菌が耐性を持ってしまうので再治療が難しくなり、通常は1回目と別の抗生物質で2回まで。

 で、7日間、抗生物質を大量に飲む訳で、副作用の注意がある。
味覚障害・下痢・発熱の副作用が出る事がありますが、飲み続けて下さい。
高熱や激しい下痢が止まらない場合は医者に相談して下さい。

 んげっ!そんなに怖い薬なのかぁ〜!(@_@;)

副作用その1 便秘になる・・・副作用が逆やんけぇ〜!(爆)
副作用その2 味覚障害・・・味が濃く感じ、ラーメンや味噌汁がしょっぱくて薄めないと飲めない。
ん?これも逆じゃないのか?(爆)
副作用その3 味覚障害(味覚過敏)が更に進んで?猫舌になる。(爆)

 とまあ、この程度の?副作用で済んで、7日間無事飲み終えた。(^○^;)

 で、何だか体質が変わったというか、胃腸の調子バカみたいに快調になってしまった!(爆)
 食事が美味しいし、腹いっぱい食べられるし、生まれてからずっと胃腸が弱くて軟便気味だったのに、排便も普通?になった。
 むしろ、うん○が硬いんで(って、これが普通だと思われるのだが…)肛門が辛い。(爆)

 治療後に、胃酸の分泌が正常に戻り多くなるので、胃酸過多な状態になるそうなのだが、確かに、数日間は胃酸過多な感じがした。

12月24日

 駆除が巧く行ったかを確認するためのピロリ菌再検査を行った。

1月4日

 『陰性』という結果が出て、ピロリ菌駆除成功ぉ〜!\(^○^)/
 ま、胃腸の調子がバカに良くなったので除菌されたとは思っていましたけどね。(笑)

 これで、体重が増え始めたら、今度はダイエットの為にジムへ通わなければならなくなるのかぁ〜!?(爆)