2011/12/29
借りぐらしのアリエッティ展&高龍神社

 スタジオジブリ作品「借りぐらしのアリエッティ」の世界をリアルに再現した「借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展」が、
 長岡の県立近代美術館で開催されているので12月27日(火曜)に行ってみました。

 映画の公開は2010年7月なので、1年半近く過ぎての開催ですが、
 今年の12月14日にテレビ初放映という事で、タイミング的には良かったのではないかと思います。

 借りぐらしのアリエッティ自体はアニメ作品なので、実際の映画で使用されたセットはありませんが、
 キル・ビルザ・マジックアワーなど多数の映画のセットを手がけた映画美術監督の種田陽平氏がアニメの世界を忠実に再現したセットです。

 開催期間が学童の冬休みと重なるので混雑が予想されたので、行ったのは12月27日(火曜)。
 長岡までの高速道路料金を節約するために、通勤割引を狙って新発田ICから午前9時前に入りました。(笑)

 しかし、12月24日頃からのクリスマス寒波が続いていて、除雪や事故渋滞があちこちで発生していました。
 それにしても、
 何キロも渋滞していて、結果、事故現場は反対車線だったり・・・
 見物渋滞!で何キロも渋滞するのは勘弁して欲しいものです。
 後続の何百台というクルマが迷惑するのを全く気にもしないドライバーがいるなんて、全く信じられなません。凸(▼▼メ)

 ところで、栄SAにトイレ休憩に寄ったら、売店のレジの前でFM-NIIGATAヤンさんに遭遇!
 かみさんは、オバさんパワー全開で喜んでお話していました。(^○^;)

 さて、栄SAを出るころには吹雪模様になってきて、長岡ジャンクション辺りで事故もあったらしく栄SAから出てじきに渋滞気味。
 なので、中之島見附ICで高速を降りて国道8号で近代美術館へ、当初予定より20分ほど遅れて10時20分ころに到着。



 ↓雪国の施設らしく、渡り廊下で隣の施設と繋がっています。



 受付で当日券を購入。
 一般1200円ですが、常設展の入場券もセットになっているので、
 借りぐらしのアリエッティ展自体は1000円という感じ?




 展示ブースに入って行くと、先ずは庭の草や植木鉢が出迎えます。



 身長10cm程度の小人の世界ですから、全てが15倍?程度に拡大された世界です。

 通風孔が縁の下への入口です。
 入口には、例の角砂糖が・・・
 私は「あれ?大きすぎない?」と感じましたが、
 家内は「もっと大きいと思った」という感想。
 人によってイメージが違うものですね。

 あちこちに置かれている腕時計・・・
 スケール的に小さすぎる様な。
 直径30cmだとすれば、スケールサイズは2cmって事で、
 婦人用の小型の腕時計だと考えると、
 バンドのバランスが・・・
 と、まぁ、こんなアンバランスな所も、
 ドールハウスみたいな雰囲気をかもしだしているのかも知れません。



 壁に貼られた巨大な?切手。
 写真はありませんが、
 新潟会場用に、新潟限定で発売されている御当地切手4種類が追加されて、
 新潟の局の消印が押されていました。

 アリエッティの部屋。
 回りの通路の壁のあちこちに開いた穴から覗き見るセットになっていました。
 アリエッティのお父さんの作業部屋?
 巨大なボンドやセメダイン、セロファンテープなどいっぱい!
 普通の人間(翔)の部屋。
 ここで、巨人の部屋を覗くことで、自分が小人である事を実感します。
 ・・・ん?(笑)

 で、小人を体感した後で、
 ↓実サイズのジオラマが展示されています。



 最後はグッズ販売コーナーで、
 長さ1m50cmほどの巨大な歯ブラシの価格が何と!58,000円!(爆)
 でもね・・・1m50cmって事は、実際のサイズ?が10cm程度って事で、
 長さ10cmの歯ブラシって小さすぎません?
 スケール的に合わないんですけどぉ〜(^○^;)



 アリエッティ展を見終えると、時刻は丁度12時ころになっていたので、
 美術館2階のレストラン「広告塔」へ。
 タイミングが良かったようで、店内は空いていました。

 私は「仔牛のトルネード・大根添え
 家内は「生ハムと水菜のペペロンチーノ
 どちらも千円程度と比較的リーズナブル



 食後は、渡り廊下を探索。(笑)
 風は吹きこんで来ませんが、基本、外なので寒いです。(^○^;)





 美術館裏手に繋がる通路の先の離れの様な建物はコーヒーショップ?




 ↓写真中央に見えるドーム型屋根の建物はハイブ長岡。



 国道8号を挟んで反対側の巨大なドーム形状の建物は、長岡造形大学?



 通路の終点は長岡リリックホール。



 そこから近代的な雁木?でハイブ長岡まで繋がっています。



 さて、近代美術館をこのへんで後にして、
 次の目的地、高龍神社へ向かいます。

 カーナビの案内に従って走ると、長岡駅に向かってしまいました。
 長岡駅を目前に見ながら右折、
 国道352号経由で国道17号へ。

 後で地図を確認しましたが、ハイブ長岡を回りこんで、国道8号を戻って国道17号へ出る方が速いと思います。(^_^;)

 高龍神社へは、国道17号を南下して新幹線の高架の手前で左折。
 蓬平(よもぎひら)温泉の看板に従って走るのが判りよいです。

 ここは、もう30年以上前に、
 仕事で長岡に来た時に、先輩の運転で行った事がある場所です。
 もう、随分前の事なので、記憶もあやふやだったんですが、
 家内が行った事が無いという事で、行ってみる事にしました。

 しかし、新幹線の高架の手前で県道23号へ左折するルートは、
 冬期間(降雪時期)はお勧めできません。(^○^;)
 一気に山間部という状況で、除雪車が除雪中だったりして、下手すると通り抜けられません。(爆)
 国道17号で新幹線高架をくぐって、その先の信号交差点から左折、
 県道23号を通る方が、直線で道路も広いのでお勧めです。
 (帰りはそちらを通りました)

 山間部を6kmほど進み、太田中学校付近の交差点を左折すると1kmほどで蓬平温泉です。
 温泉宿群を抜けると、トンネルの上に赤い祠が見えて、そこが高龍神社です。

 でも・・・
 30年前の私の記憶とは随分違う様な・・・

 私の記憶では、岩だらけの崖の上にぽつんと赤い祠が見えていた気がしたのですが・・・





 ↑そう、この写真の赤い建物はエレベータ塔で、
 当時はこんなものはありませんでした。
 写真の赤い柱の階段の左側に、雪の斜面が見えますが、
 こちらが、元々の参拝用の階段です。
 すっかり雪に埋まっていますが・・・(^○^;)

 エレベータは「上」と「下」のシンプルな2ボタンだけ。
 まぁ、2ボタン(2フロア)だけのエレベータは珍しくないですけど、
 「上」と「下」って・・・

 エレベータを降りて、更に急な石段を登ると、高龍神社の本殿が雪に埋まっていました。(^_^;)



 で、次は、この先にある不動滝を見に行きます。
 トンネルを過ぎた先だったと思うんですが・・・

 こちらも、私の記憶では、
 落差が結構大きな勇壮な滝なんですが・・・

 何より印象に残っているのは、
 滝の上の落ち口の先が、普通の用水路だった事!(爆)
 民家の生活排水が滝に!(^○^;)

 ってな記憶だけで山道を登って行ったのですが、
 途中で道路の除雪が終了していて、
 そこから先へは行けません。(T_T)

 で、終点付近を見回してみると・・・
 大きな公衆トイレと案内所?的な建物がありました。
 で、その裏に滝の落ち口(小さな橋)があって不動尊が。

 そう!不動滝を通り過ぎていました!(爆)

 で、滝の落ち口と不動尊を観ようと思ったのですが、
 全く除雪されていなかったので、
 雪をかき分けながら、何とか行きつきました。(^_^;)



 こんな立派な(コンクリート製?)の不動尊は、当時(30年以上前)は無かった筈・・・
 で、滝へ流れ込む川は、やはり記憶通り用水路?でしたが、
 民家が並んだ生活排水の用水路ではありませんでした。(爆)
 人間の記憶ってのは曖昧です。(笑)

 結局、不動滝は道路脇の雪の山で、道路からは全く見えず。
 滝つぼへ降りる道も、看板のてっぺんがかろうじて判る程度でした。(^_^;)

 また今度、紅葉の時期にでも来ようか?という事で、帰る事にしました。

 予定では、午後5時以降に高速を降りる事で、通勤割引を活用しようと思っていましたが、
 午後2時過ぎには、行くあてが無くなってしまいました。(^○^;)

 で、ちょっと早いですが・・・帰ります。(笑)

 国道17号へ出て北上して国道8号を経由、中之島見附ICから高速に。
 平日のこの時間なので、高速道路は空いていました。

 黒崎PAで丁度3時頃だったので、コーヒーブレイク。
 家内が、黒崎PAのスターバックスに寄ってみたかったという事なので、そこでコーヒータイム。
 私は普通?のコーヒー(ドリップのS)、家内は小豆抹茶クリーム・フラペチーノに、
 豆乳あずきシフォンケーキポピーシード&クリームチーズパウンド
 これで1,500円程度使ったので、
 高速代で倹約するために(笑)黒崎PAのETC専用ゲートから高速を降りました。

 それにしても、このゲートの場所、主要幹線道路へのアクセスが悪いです!
 微妙にケチらずに新潟西ICまで行くべきでした。(^○^;)
 まぁ、急ぐ帰り道でもなかったので良いのですが・・・