断熱工事
屋根・壁・床全体に発泡断熱材を隙間無く埋め込んであります。
発泡ウレタンはグラスウールに比べて隙間が出来ないことと断熱性が高いというメリットがあります。
天井ではなく屋根を直接断熱構造にする事で、屋根裏に熱気(冷気)がこもるのを防いでいます。
(こぼれ話)
今回は増改築だったので、子供部屋は旧家屋のまま残しました。
旧家屋は高気密・高断熱設計ではないので、新築側の気密・断熱性を確保する為に旧家屋との境は断熱材で完全に分離し、ドアは気密・断熱性が高い防音ドアを使用しました。
新築側から子供部屋に入ると快適度の違いがはっきり分かります。(^o^;
子供には気の毒ですが、子供には楽をさせないのがポリシーですので…(°゜)☆\
気密工事
構造が複雑な隅の方は断熱材の埋め込みに隙間が出来やすいので耐水・気密テープで目張りを行い、配管・配線の通り道の様な小さな隙間には発泡ウレタンを注入して気密性を確保しています。
窓や勝手口ドアには、超低熱伝導樹脂を挟んだ防露性・断熱性・気密性に優れたペアガラスサッシを使用し、玄関ドアも高断熱タイプを使用しました。(西日が当たる窓には紫外線をカットする「Low-E」タイプを使用)
また、同じペアガラスでも「滑り出し窓」の方が気密性が高いので、和室以外の殆どの窓は滑り出しとFIX(はめ殺し)窓にしました。
※.このページの写真は、普通のカメラで撮ったプリントをビデオカメラで撮影してキャプチャしたものです。